2024年12月24日(火) |
北海道(22日23日) |
22日。 この日は業者も病院も役所も用事がない。 違った。午前中に民生委員さんが来て玄関口で対応。 お母さんにもお世辞など言ってくれる神奈川出身の人だ。
前に水道修理対応してるとき突撃されたときはもっとコメディアンみたいなルックスだった気がしたのだが錯覚だったようで、大竹まことみたいなイケオジ。
それが終わったらお母さんの眼鏡を作りと町慣れのためバスでイオンへ。 バスから降りたら路面状況がすこぶるよくない。 滑りやすく、長く歩くと危険な感じだ。 でもまあイオンへ。あれ?1Fに眼鏡屋がない。 しまった、少し離れたとこにイオンタウンていうのがあり、眼鏡屋はそっちだったのだ…
しょうがないので歩いて行く。7分くらいだろうか。 途中、両手をフリーにしとかないと危ないかなとか言いながらスマホをしまって 手袋をはめる。 いくつ目かの横断歩道で、ポケットに手を入れて前を歩いてたお母さんがスッテーンと綺麗に後ろに倒れた。
頭は受け身取れてたが何しろ高齢者なので、最悪な予感とともに駆け寄り大丈夫!?と言うと、自分で起き上がり、大丈夫、と。 とかいいつつ、前にもベッドから落ちて肋骨折れてるしどっか折ってるんじゃないの?と厳しい目で歩き方をチェックしつつメガネ屋へ。
案の定、いいよいらない、と言われるも、これなんかどう?とやってるうちに選び出したのでとっとと決めたった。 乱視が強くてレンズが取り寄せになると言われたが、ずっとかけてるものじゃなく老眼鏡的な用途なので、今日できる範囲で調整とかできますかと食い下がる。 遠視を強くして調整してみますね、ってことでそれだとあっという間にできて即受け取り。
そのあと、靴屋があったので店の人探して「絶対滑らない靴ってありますか?」と聞いてみた。 絶対滑らないかと言われると靴屋としては絶対じゃないですが、小樽ゴムのどれそれが一番でスパイクとかついたやつは結局減って滑るようになるとかあるので、このガラス繊維のがすごい滑らないです。 と流暢で頼もしい。 なんかちょっとセールになってたし、当然最初はいらないと言っていたお母さんも積極的に選ぶモードだったし、すぐ買った。
引き続き転んだ後の様子見と、昼なのでメシを食わせなければならないのでロッテリアに入る。 お母さん、ハンバーガーとあったかいカフェラテ、私チーズバーガーと冷たいカフェラテ。 食欲あり、動き正常、寒かったみたいでカフェラテの温かさをしみじみ感じてる模様。 お母さんが自分で選んだ上着が薄いので、帰ったら一番あったかいのを出して居間の上着掛けにかけとこう、と会話。 またGoでタクシー呼んで帰宅。 やれやれ疲れたねと、イオンタウンのBIGで買って来た食品を冷蔵庫に収納。
なんだかんだお母さんがわかんなそうなことを補うように張り紙をいろいろ作ったり、薬の現在庫をありったけ仕分けしたりして晩御飯の時間。 買って来たお刺身やら総菜やらを並べて一緒に食べる。 会話が弾み、今まで聞いたことのない劣等生時代の話など聞く。 そして事件が起きる。
↓以下お兄ちゃんへの愚痴LINEコピペ 昨日の21時くらいまで私が傾聴モードたから、かなり元のお母さんの勢いで「あの人はああだから嫌」とかいう例のノリになってた。 私がだんだんウンザリし、意見してたら正常な頃のように喧嘩腰を発揮してきた。 私が「ハイハイそうですね」と明らかスルーな態度を取ると、お母さんヤバいと思ったようだけど引っ込みつかず「私は私だから関係ないしょ」とか言いつつ団欒お開き。 やるせな過ぎて無心で仏壇掃除してたら24時過ぎてた。 そのあと色々段取りのことが気になって3時半に目覚め、お母さんも早いから5時前くらいに動き出した。 一応「おはよう」言ったら、夕べのこと忘れてなかったみたいでコソコソしてた。
塩らしい態度に戻ったのはいいけど、色々用事終わって帰宅してから、ウロウロウロウロしては、窓開けて外の蛇口覗いて「水の工事終わったのかい?」だの、来年のカレンダーに私が書いたやつ見て何回も同じこと聞いてきたり、アピールみたいな哀れっぽい独り言ずっと言ってたり、ごみの分別の細かい冊子の必要箇所を壁に貼ったやつ見て分別に焦り出したり、堂々めぐりだし私も不安になったしブルーで食欲ない今
LINEコピペ終わり。後半23日↑
23日「色々用事」部分↓ 顔を見合わせることはなかったがラジオ体操は一緒にやった。 朝ごはんはお母さんにはちゃんと自分で食べてもらい私はカステラとアーモンドミルクで適当に。 玄関フード前の凍ったとこをなんとかしたく、ツルハシで割ってジャリジャリにする。 でもまあ中途半端に。雪が少し降り積もって凍ったとこが覆われてもいたので。
そんで9時前にはもうお母さんとバス停まで歩き、駅前のほうにある市役所出張所へ。 後期高齢者医療保険証のこの地域版をゲットして終了、のはずが、それは19日に役所から発送されているとのこと。 出張所じゃなく市役所に行けば即日交付されると言われる。 でも今までの後期高齢者医療ナントカと番号は変わらないから使えるはずなんですけどねー薬局によっては何かあるのかもしれませんねとのこと。
薬局によるなら別の薬局でリベンジするのはありってことねと思いつつ、次は郵便局へ。 これもお母さんが忘れた暗証番号のリセット依頼と住所変更と普通預金を定額預金にして終了、のはずが、なんと通帳と一緒に置いてあったハンコがお届け印と違うと。 えーーって感じだ。もしかして、通帳と印鑑は別々に保管するっていう防犯対策か? まあとりあえず、こっち方面にはもう一個用事がある。ホムセンに行ってキーボックスを入手するのだ。
雪で道が滑らなくなってるので、20分くらいかけて歩いた。 住宅街からちょっと外れるとこにあり、ほんとどでかくて黒いホームセンターがある以外は北の国からみたいな景色のとこだった。 豊洲のスーパービバホームより広い。というわけでキーボックスは無事ゲット。
あとはセリアがあったのでそこでお母さん用のマイバッグを買って、またGoでタクシー呼んで帰宅。 それで昼過ぎてたっけか。ハンコは探したらすぐ発見。 お母さんにはお茶飲みとトイレに行ってもらって、その間に灯油の会社に電話して給油の再開申し込み。 一息ついたらまた出動。
路面状況が大丈夫なことがわかったのでバスで2つ先の郵便局まで徒歩で行った。 そんで無事所定の用事をクリア。 お母さんが行ったデイケアが近かったのでほらここだよと説明したり。 家方面に戻りツルハに寄ってヨーグルトとブルーベリー買う。
そして更に家方面の処方箋薬局へ。 なんかすんなり出してくれそう、と思ったら、やっぱりひっかかった。 さんざん待たされた挙句、10割負担でお願いできますかってことになった。 新しい高齢者医療者証(はマイナ保険証時代に突入のため発行されず、その代りになるほぼ保険証)を入手したらコピーをいただくことで差額を返金できますと言われる。
私は今日東京に戻ってしまうので、じゃあ郵送で送って返金は振込でお願いできますか。 てことで11140円払って薬70日分もらって帰宅。
お母さんには昼ごはんを食べてもらい、私はさっそく薬の仕分け。 そのとき14時半くらいだったのかな? 17時に出てバスに乗ってJRに乗り継いで飛行機に乗るため時間との勝負。
だが役に立たない自分に慣れてないお母さんがだんだん廃人になってくる。 ウロウロしてなんやらかんやらわからないことをみつけてきては同じことを繰り返し質問してくる。
もううるさいので、前日の薬の仕分け中に流しておいたらわりと食いついて見ていたYoutubeチャンネル認知症ポジティブおばあちゃんをつける。 でも、基本的に幸せファミリーのおばあちゃんなので自分とは立場が違うと気付いたのか昨日みたいに見ない。
あと私がもうすぐ帰るということを忘れないので「時間は大丈夫なのかい」とか何度も言って来る。 時間はあと2時間あるからぜんぜん大丈夫、時間は大丈夫、時間は見ながらやってるからお母さんは気にしなくていいから
とか応じてる間に薬の仕分けミスをしたりしてホチキスで留めたものを取ってやりなおしたりとロス。 あとお母さんが電子レンジにアルミで包んだアスパラ入れようとしたり、オーブンレンジ?の使い方がわかんなそうにしてるのに気づいた。
ゴミ箱に入ってるデカポストイットのきれいなとこをチョキチョキ切って、「あたため用」「アルミホイルと銀紙は入れないでね」と張り紙を作って電子レンジに貼る。 そして使いこなせないオーブンレンジを二階に移動し、そこにあった単機能トースターのようなものを下す。 一階にもトースターがあり、これとそれどっちがお母さんのとこから持ってきたやつ?と聞いたら、二階にあったやつがお母さんのだったのでそれと入れ替える。
そんなこんなで薬の仕分けは全部はやりきれず諦め。 どうせちゃんと飲めなくて残るのは目に見えてるし、私は薬などやめてしまったほうがいいと思っている。 だって認知症のリスクがあるとか筋肉や脳が融解するとか、ネットなどでよく見たらぜんぜんよくない副作用があるやつなんだもの。
時間になったら忘れ物ないか確認して荷物しょって「じゃあまた来年来るから!」と走り出た。 睡眠不足と、よく考えたら栄養不良もあったのかボケっとしてたので乗ったバスが間違えてた。 でもまあJRの駅に着いたので、ググって乗り継いで千歳空港着。 お兄ちゃんにLINEしつつ充電し、土産を買う間もなく、何か飲もうかとも思ったけど積極的に金を使う気にもなれず。 家から持ってきたカステラ一切れを腹に押し込んで飛行機に乗った。 飲み物は機内で出るしな、と思っていたら寝てしまっている間にドリンク提供タイムが終わっていた。 そして羽田着が22時。帰宅が23時。 遅くなるから先に寝ててくれと言ってあった増田さんは素直に寝ていた。
でも金麦1缶と、お母さんが食べられなさそうなので家からラップにくるんで持ってきたニシンの味噌漬けを4切れくらい食べてたら起きてきて「おかえりおつかれちゃん」と言ってくれた。 金麦飲み切ったら寝た。 夢はたぶん見てなくて6時起きだったか。
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