ゆうべの酒日記

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2004年11月15日(月) 田村正和の奢りで飯を食う妄想

昨日は一歩も家から出なかった。
コドモとダンナさんは昼ごはん食べてからどっか行った。

私はネバダ州の公認売春宿の本と、醜形恐怖の本を並行して読んでいた。
面白いので家が片付かない。

もしかしたら引越しするかもしれないし、いい加減でも生産的にならなければと思い、
半年に一回くらいしか触らない、開かずの箪笥を開けた。

見覚えのある私のオーバーだの黒いワンピースだの、今も活躍してる喪服だのがかかっている。
あと、帝国ホテルのパーティーで一回着るために古着屋で買ったロングチャイナドレス。

まるで見たことのない、ドレープがたっぷりしたエレガントなピンクのワンピースだの
胸元にレースをあしらった流れるようなヒネリが入った紺のワンピースだのもかかってた。

たぶんそれらはダンナさんのお姉さんが銀座で働いてたときの仕事着。
にしては緩いので、スナックをやってるダンナさんの叔母さんが着れなくなった服かもしれない。

お姉さんがくれるのは豹柄だったりグレーのサテンだったりと、どこか明菜っぽかったことを今思い出した。
今回発見したのは叔母さん提供で決まりだ。

思い起こせば断りきれずによくそういうのを貰っていた。
最近貰ってないのは単純に、あんまり交流してないからだ。

とりあえずそれらは母に送ることにする。
私の古いのも肩パッドとか金ボタンとかをどうにかすれば、あるいは母なら着るかもしれない。

と、そういう捨てられないエピソード。

ダンナさんとコドモはどこに行ったんだろう。
帰ってきたときコドモが箱入りのコップをくれた。

筆文字で「笑顔がいいね!」と書いた、ビールコップだった。
この週末なんだか機嫌が悪い私への訴えか何かだろうか。
多少は機嫌を取り戻すことに成功した。

ダンナさんはどっかの住職を羽田に迎えに行った。
笑点を見ながら飲んだのは、グリーンラベルロング3。
肴:エビイカホタテのトマト煮、大根とばら肉煮、豆腐わかめスープ

笑点は、コドモが好きで見ている。
ちびまる子ちゃんだのサザエさんだのが終わって、私は本読んで
コドモは「夫婦」に備えて前回の録画見て復習していた。

21時半、「夫婦」を見ていたらダンナさんが帰宅。
住職から日本酒貰ってきてくれた。大吟醸出雲誉「我が道を行く」だって。

夫婦が終わったら寝た。
今思い出したけど、「ブラックバラエティ」にIさんが出る日じゃなかったか?
録画し忘れた…

なんか表の見方を理解する夢を見た。
備考欄の意味を知ったとき、謎が氷解した。
なんの表だったんだろう。
江戸っぽい家の瓦とかトタンとかを伝って、高いとこから降りて、何かを配達する夢も見た。
配達先は2軒。いずれも肉親か知り合いだ。
おばあちゃんだった気もする。
配達物はいつもあらかじめ私のところに来ているんだけど、その日はまだ届いておらず、
作ってるお店に行った。
新鮮な佃煮を売っているような店で、おばあちゃん?の配達物は、小さい巻貝の煮たのだった。
今作ったので、まだ温かかった。
和菓子屋ですあまを包んでくれるような白い紙に包まれていた。

そして蚊の羽音で目覚めた。
まだ暗いから寝ていたかったけど、最近明らかに朝の時間が有効に使えてないことを思い出し、
思い切って起きた。そんな5時20分。