ゆうべの酒日記

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2004年09月28日(火) 初じゃなくて三浦さんに次ぐ二回目だったか

昨日は、っていうかまだ今日27日だ。
なんか飲んではいるけどハンパに頭が冴えてるから明日の寝坊のために書いとくとする。

仕事はまあ別になんてことはなく、夢に出てきて以来気になっているMさんが
今日はリーゼントをやめていたことくらいがトピックスか。
なんか障害が起きてたらしくて忙しそうだった。

そしてナイスガイが今月の仕事納めだったので、私と会うのも最後ってことで、
携帯とかメールとかを書いた紙をくれた。
4日はもう満喫するしかないだろうと腹を決め、横浜で興味を持てそうなエリアを検索し、
ちょうど良いことに、ナイスガイが育ったという真金町がよさそうなので、そこを案内してくれと注文することにした。

仕事が終わったら、派遣会社だ。
有楽町交通会館のそこは、大手町の新丸の内ビルで働いてた頃を彷彿とさせる、
古い東京の建物。

そしてドア前、「ただいま出払っておりますので、こちらの番号へ電話してください」
とかいう、まるで個人事務所みたいな張り紙がしてあった。
確か野村総研とかの出資会社とかだった気がしたけど、ここまで寂しい派遣会社は初体験。

とりあえずギリギリでおじさんが一人残っており、応対してくれた。
勝どきの事務所にいるというコーディネーター(今回約束してた訪問相手)と電話で話し、
「これからそちらに行きます!」と言ってくれたけど、30分以上かかるとのことだったので、
また後日ということにしてもらった。

時間が無駄になっちゃったけど、どうせ10月からしばらく暇人だろうから、
まあいいかと諦めた。

そこが提示してきた案件自体、あまり条件良くもなかったりして、いろいろこっちも手を抜きすぎてた。
「都合が悪ければ返信してくれ」って先方からのメールに書いてあり、
都合が悪くなかったので言葉通り返信しなかったこととか。
会社でプリントした履歴書とスキルシートも、まともな用紙が見当たらなくて二穴用紙だったりとか。

しかし次の待ち合わせの新宿19時半までだいぶ時間が余ってしまった。
なので下の三省堂で盛大に平積みされてた「ヒロシです」を思わず立ち読破してしまった。
かなり独り笑顔。(ついでに誤字を一箇所みつけた)

笑わせてもらったお礼に、購入してこれから会う相手にあげようかとも思ったけど
これから会う相手がそれ読んで笑いそうもないタイプだったのでやめといた。
(↑私がその人の笑った顔を記憶してなくて、弱気になったに過ぎない)

ヒロシにはなんだか悪いことをした気がする。
だって「ヒロシです」はネタに解説がついていて、テレビより3倍笑えた。

待ち合わせの相手は、なんか仕事をしているらしかったので、待ち合わせ時間は暫定。
私も気長に構えていた。

でも時間が過ぎてから、15分おきくらいに携帯の電源が入ってるか確認の電話を一応した。
たぶん仕事終わるまで切ってるでしょう、と思った。

最初は思い出横丁のつるかめに居た。
中瓶飲んで麦茶割り二杯飲んで、しめ鯖と大根おろしとソイの頭をいったか。
ソイの頭には煮こごりが乗っていた。
前は乗ってなかったような。普通にうまかった。

カウンターの隣の隣の席に、よく喋るチェックのシャツの男がいて、
どうやらフレンチ関係の人らしかったけど、オレは学生の頃は生卵3個飲んで腹が割れてたんすよとか
フランスのバターは握っても手につかないんすよとか言ってた。

隣の先輩らしき小豆色の柄シャツの男が、フランスのバターのことなんかとっくに知ってるだろうに
傷つけないような適当な相槌打ってて立派だった。

その後もチェックのオレは、フランナントカポワンだのブルナントカベロンだの、
生臭くならない魚介類の調理法について熱く語り続けていた。

こういうところもたまにはいいっすよね的なことも言っていたので
遠くからたまたま来た人とかなのだろう。

色んな意味でおなかいっぱいになっちゃって、まだ相手と連絡つかなかったけど店を出て、
その人も知ってるところのほうが道を説明する手間が省けるかなと、トレトレに行った。

月曜日なのでヨシカジェシカちゃんだった。
最初私一人で、ジェシカちゃんが美容師並みに無理矢理話しかけてくれて申し訳なかった。
そのうち役者で店主の46歳がやってきて、顔なじみだったみたいでジェシカちゃんがほっとしていた。

46歳は、トシの割には触れたくない話題とかがある人みたいだった。
まあ、あれだ。そこはてきとうにした。

そのうち豪快そうな姉さんと文系そうな姉さんがやってきた。
アングロサクソン男2人組みもやってきて、けっこう満員なかんじ。

豪快そうな姉さんが食べてないらしかった。
ジェシカちゃんが周到に軟骨を買ってきていて、さっそく調理がはじまった。
私の中で、トレトレ(もしかしたら2年以上通っている)であんなに料理のいい匂いが充満していたのは初体験。
姉さんが軟骨一口くれた。うまかったです。

居心地は悪くなかったけど、一番奥の席になってしまったのが不安だったので
22時くらいにお勘定したら、隣の46歳も待ってましたとばかりお勘定してた。
どうやら私と同じく「帰る」と言い辛いタイプだったらしい。

どっか寄ろうかなーと思いつつ、なんかもうお酒はいいやという気になっており、
タクって帰宅。明日の夜も家空けるし、早上がり。

しかし、生涯初かもしれないすっぽかしには参った。
ギリギリまで何回電話したかわからないけど、一回も繋がらないなんて。
嫌いな留守録も2件残してしまった。

19時半予想で2時間半ずれても終わってないなんて、見積もり甘すぎないだろうか。
仕事場所が官庁だと聞いてたので、「そんなに遅くならないだろう」と
こっちも勝手に踏んでたところもありつつ。

やっぱりこういう機会も、老いと共に増えていくんだろうな。
いや、老いは関係ないか。
世の中にはどうしても、他人の時間の大切さに対する感受性が微弱な人種というのが存在するもので。