ゆうべの酒日記

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2004年09月18日(土) ピーヒョロドンドンいってる

昨日は朝、生理がはじまったと思った。
いつもなら高温期(37度くらい)から体温が下がった次の日にキッチリはじまる。
でもさっき37.02だったしおかしいなと、そのとき思ってたんだけど、
今現在血が出ていないことから察するに、はじめての不正出血体験かもしれず、
何かこう、期待が高まる。

仕事は寺尾関が休み。三連休のどれか休出するらしく、代休。
「そろそろ行きましょうか」とか「あとよろしくおねがいします」とか言わなくて済むので気楽だったかな。

社員さんもMさん一人だった。
Mさんはおそらく一番年長だと思われ、有給も誰より多いからなんだろうけど、幻っていうかレアっていうか。

Mさんの見た目は七福神の誰かを上品にした感じ。
声はコロンボ。実際、奥さんのことを「かみさん」って言う。
なんか飄々とした人っていうか、サックリしてる。

昼休みは郵便局に行った。
時間くったので、そのへんに立ち食いか吉野家か、早いとこがあったら入ろうと物色。
そしたらココイチがあったので入った。

そういえば、ココイチの10辛とメーヤウの激辛インドチキンと高木やの辛子味噌とでは、
辛さの順位はどうなんだ?と問われたことがあったなと思い出した。

ココイチカレーは段階制になってから食ったことがなかったので、いいチャンスなので10辛を頼んだ。
「当店5辛を食べたことがないお客様には10辛をお出しできないことになっております」
と言われたので、「それじゃあ食べたことあります」と、初めてと言ってしまった前言を撤回した。

オーダー通したら、なんか店の人が微妙に期待してる雰囲気がしてイヤだった。
しかも10辛そんなに辛くなかった。
味も、ウマイんだかなんだかわかんなかった。

でもこれで決着。
激辛インドチキン★★★★
インドチキン★★★
ココイチ10辛★★
辛子味噌★★
辛子味噌辛口★★*
辛子味噌大辛・超辛★★★*

てなところかな。
質が違うし、高木やは更に匙加減がファジーなので、高木やとカレーを比べるのが非常につらい。
(でもココと辛子味噌なら辛子味噌のほうが私の中で確実に味が上)

激辛インドチキンが一番上なのは、口の中が痛くなる感じが私の中で刺激最強なので。
高木やは、上にいけばいくほど血流が胃に集中する感じがクッキリする。
でも大辛と超辛に差がない事が示すように、あの唐辛子はどんなに増えても食える。
激辛インドチキンのほうは、たぶんあれ以上成分が増えると痛すぎて私は完食できない。

ということで、帰宅はいつもと同じ。
ダンナさんが「あれ買っといたよ」と言うので何のことかと思えば
敬老の日の花のことだった。

別に私が依頼したこととかじゃないので、トンチンカンだなと思った。
コドモが言い出して、金はあるの?と聞いたら5000円あるっていうので
それじゃ4箇所分は買えないだろうと思って、
本来なら2箇所でいいはずなのに4箇所なのも、私の方面の家族構成の都合上だし、
申し訳ないから6000円カンパしたと。
私が関わってるのはそれだけだ。

何買ったの?って聞いたら、私の父と祖母にはリンドウで、私の母には観葉植物だという。
コドモの企画だし、コドモが選んだのなら構わないんだけど、
思わず「えっ、お母さんには花ついてないの?!」と言ってしまった。
記念日に人から貰うんだったら花ついてたほうが…という私の思い込みなんだけど。

そしたらそれ、ダンナさんが口出してそうなったらしくって、
ダンナさんが「だったらオマエが行けばよかっただろ」とかってふくれだした。
行けばもなにも、私はコドモが単独で買いに行ってるもんだと思ってたし、
そんなもん着いて行って操作するような事じゃないし、
敬老の日に間に合わせるには金曜がリミットだってコドモが言ってたけど、
私は平日は仕事だしさ。
貴様の収入はあてにならないから私はキッチリ働かないとさ。

と内心いろんなことを思った。
でも口に出すのが億劫だった。
言ったら言ったで自室に引きこもられて鬱陶しいことこのうえないし。
ということで、その場は忘れ去った。

ああ、でも思い出して打ったらスッキリした。
これで3連休はボサっと過ごせそうだ。

飲んだのはグリーンラベルロング2と日本酒三合くらいか。
肴:もやしと挽肉炒めに大葉千切り、ししゃも、ファミマのからあげくんみたいなの、めかぶ、柴漬け

テレビは何を見たんだっけ?
そうだそうだ、4女3男8人家族だ。
あずみちゃんとかいう長女(美少女)が、15才にして自分の人生の主役の座を家族に譲っているような、
ずいぶん悟った子で、もう泣かされっぱなしだった。

初任給で弟妹にお菓子やおもちゃを買って、残った5万を「使って」とお父さんに渡して、
「おまえのお小遣いは?」ってお父さんが言って、「だいじょうぶ、あるから」って彼女が言って、
渡して仕事部屋に移動するとき、ものすごい充実した嬉しそうな顔してて
それ思い出すと、一晩たった今でもまだ泣ける。

一家で出かけるときとか、お重6段くらいにギッシリのお弁当をきれいに作れてる。
夕飯の煮魚も煮崩れ知らず。部屋も大家族のわりには生理整頓できてる。
妹が熱出したら中学校早退してお迎え行って、お父さんの病気の心配もする。
でも生活やつれしてなくて、化粧っ気はないけど服とか髪とか可愛くして。

そういえば12才の三女も美人だった。背は兄弟姉妹中で一番高いようだ。
次女はコンプレックスがありそうだけど、これから努力で綺麗になるだろう。
一番下の幼稚園児妹も、難しい父母の離婚問題や心の機微について、
なんだか理解してるふうで自分を抑えたりする。

そんな、既存の大家族ものの中で特に能力の高い一家だ。
お父さんが偉いんだろうか。
温和で働き者っぽくていい人そうではあった。

出て行ったお母さんの手紙も良かった。
ちらっと首下出演してたけど、もしかしたらピーナか何かなのだろうか?
なんか若そうだった。最初のほうをちゃんと見てなかったのが悔やまれる。

気づけば3人の男についてぜんぜん触れてない。
全員主張のあるキンパのロンゲだったのを、特に強い動機もなさそげにお父さんが明るく丸刈りにして、
カメラの前でキャッキャキャッキャしてたので、こだわらない性格で良さそうだとは思った。

あと、2番目の男の子だったか、みんなが泣いてる場面で一人明るく笑ってて、
役割意識の強い、頑張るタイプなんだなと思った。あれは小3くらいなんだろうか。

終わったら、人んちに感情移入してる場合じゃないやと、
飲むのをやめて寝た。

やはり夢を見た。
いけすに魚がいろいろいて、自分もたぶんその中の一匹で、
あれは鯛、これはエイ、それはボラ、とかわかってる。
実際の私は魚の種類にぜんぜんくわしくない。
そしてその魚達は陸にあがると普通のオッサンとして暮らしている。
そんなような夢だった。

もういっこはなんだったかな。
ついさっきまで憶えてたのにな。
前出の夢よりファンタジーじゃなかった気がする。
実家とかにまつわる夢だったかなー

7時半くらいにコドモの物音で目覚めた。
なんか目が腫れてる、大家族にやられた。

今日はあちこちの町内会で秋祭りみたいだ。
コドモは朝練に行った。

私「三連休だし家族でどっか行きたいね」
コ「行きたい!どこ行くの?!」
とか言ってたけど、祭りだし、当分帰ってこないかな。