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桜が 満開だった 赤い橋の上で 君を見つけた
watasiは 君と自分の間には 何も お飾りはいらないと
思っていたから 缶コーヒーを勧めた
何処で何をしていようと 缶コーヒーであろうと 最高のコーヒーであろうと
watasiには 何も関係のない事で 君が其処にいる事が
なによりも 大切な事であった――
とてつもなく 風の冷たい夜であったけれど
椅子に座って 見上げた桜は 幻想的で
言葉などいらない 時間だった
ゆっくりとした時間の流れ
watasiは きっと 君を感じる為に
又 ここへ戻ってくるだろう
そんな瞬間の積み重ねで watasi達は歩いているし
これからも 歩き続けるであろう
影踏みをする 自分が とても好きだったし
お子様だね watasiーーーといった言葉に
いいのではないのか?それもまた・・・と
後で言った君―
その言葉を意味を 求め続けても良いかな?
存在だけで 良いと思っていたけれど
君のその言葉も 共有できる時間も
笑った顔も 静かな時間も
欲しくなった―――
とても 欲しくなった
anataが watasiだけを 見る時間
同じ事を 同じように感じられる時が
沢山沢山――欲しくなった
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2002年06月21日(金)
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