今日

君は待っていたのだろうか?・・・
待ってはいないけれど、そうしてくるだろうと、予想していたのかもしれない・・

しかし、私は何もしなかった、
一人でふらふらと、雨の中を歩いた。
4月の始めに見た、景色とは違い、鮮やか過ぎる緑が
雨に濡れていた。

時折 通り過ぎる車に、いる筈もない人を感じながら
自分で自分の心を抱きしめた。

この地点を通過した事は、きっと、貴方には大きな意味があったのかもしれない、
それを、無意味にとるはずもない貴方だと、解っているから・・・


橋の上から投げ捨てた、砕かれた思いの
行く末を、ただボーっと、見ていた。

誰もいない雨の日の、4月17日だった・・・・

貴方は貴方の、大切な人と、時を過ごすことができたのだろうか?

そうであって欲しいと、心から思う。

それでも、話を聞いてくれた、君に感謝してる・・
私達は、今の瞬間を生きている、

忘れ物はないだろうか?

2002年04月18日(木)

EGOISTE-やはりエゴーー / EGOISTE