「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2016年05月20日(金) |
モノの整理は心の整理 |
今日はシンプルな部屋というテーマで書きます。理由は思い出せないのですが、20代の頃から部屋の整理は心の整理だと思うようになりました。ごちゃごちゃした部屋の中にいるのが苦手で、気がつけば何かと小物の整理のために工夫をこらしていました。特にトイレ掃除をした時の爽快感を味わうのが好きでした。今思えば、実家の母はキッチンを綺麗にできない人で、そのごちゃごちゃしたキッチンで母親から受けたトラウマに、当時の私は巻き込まれていたのかもしれません。しかし理由は何であっても、物が少なく、整理整頓されている部屋は落ち着きます。
とはいっても、物質社会に生きていて、ある程度の収入があるとストレス発散も手伝ってついつい買い物にも足が運ぶのが現代人の生き方ではないでしょうか?ある意味、物を持たない生活が難しいのです。すでにモノに溢れている部屋の中でどこから整理したら良いんだろうというような。。。
しかしがっかりしないで下さい。そんな時は、あるものを整理することから始めるといいんです。すると、今の生活に明らかに不必要か、または頻度の少ないものが出てきて、それらをどこに閉まっておけばいいんだろうという問題が出てくるんです。そう思えたらチャンス到来で思い切って処分してしまったほうが良いんです。なぜなら、今の生活には必要ないからです。いつかどこかで又必要になるかもしれない事は確かだけれど、そう思って残してあるものの幾つを実際に使ったでしょうか。私の場合その頻度はとても少なく、無いに近いほどです。それならば、処分してしまったほうが良いんです。
ということで、私の部屋に溜まっているのは学校のテキストや読んだ本、または読みたいと思って買った本です。テキストには、たくさん勉強した証が詰まっているし、中には高すぎてお金を払うのを渋りたくなったテキストもあるので、いつか誰かに使ってもらえればという熱い思いが。読んで残してある本はどれも感銘をうけた本で、いつか読み直したいと思っている、いわば特別扱いの本です。読んでいない本はそれこそ、読むまでは捨てられない、という心境です。
しかし、この週末にそれらを意を決して処分する予定です。理由は、物が少なく、整理整頓されている部屋は私の心の落ち着きを手伝うからです。部屋に入った瞬間に目に入るものがより落ち着きを持ち、自然との調和があり、自分にやさしいものであったら、その心落ち着く部屋の中でゆっくりと自分に耳を傾ける時間を持てます。
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