「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2016年04月15日(金) 呼吸法

 先日カレッジで、呼吸法のプレゼンテーションをしたので記録に残しておこうと思います。吐く息を大切にする呼吸法を知ったのは15年位前の第一子を妊娠中のことでしたが、当時読んでいた本(すみません。題名を覚えていません)に沿って実際に行ってみて、私の体に実によく効いて当時関心したのを覚えています。以来私は吐く息優先派で息をしています。しかし、体の反応はもちろん、吐く息優先呼吸が体にいいことは理屈でもなんとなく説明できます。なぜなら、私達は体内の二酸化炭素を吐きだした分だけ新しく新鮮な酸素が身体の中に入れられるからです。それも、息を吸おうと意識しなくても、私達は酸素なしでは生きていけないので、必要にかられて自然に酸素が体内に、必要な分だけ入ってくるのです。
 また、呼吸法では、吸う息は交感神経(私達をより興奮させる)を、吐く息では副交感神経(私達をよりリラックスさせる)を優位にするので、より深く長く息を吐けた分だけ思考と心とそして身体がリラックスするのだと思います。身体への影響を考えると、寝る前や少し神経質になっている時などはもちろん、いつでもどこでも取り入れたい呼吸法だと思います。
 ところで、吐き出した分だけ新しい物が入ってくるという発想は、固定観念を取り除いた分だけ新しい考えが入ってくることに似ています。困っていることや迷っていることも言葉にした分だけ心が開放され、新鮮な気持ちになって新しい視野で物を見ることが出来るとか。このことは “言えると癒える” という言葉そのものですが、呼吸法で言うと “吐けると吸える” なのかしら。このままではなんだか芸がないような気がしますけれど。。。


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