「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2007年01月08日(月) 自立

「自立塾」(NHK教育 ETV特集06年12月23日放送 録画DVD)を見ました。モザイクのかかった塾生は心から動いているとは感じられず、「動かされている・させられている」ように感じました。
 毎朝予定の時間に起きられず、ルールとなっている時間に遅刻する男性が居ました。問い詰められて語り始めましたが、男性はひどくどもっていました。男性が、どもりながら、それでも語ろうとする様子に、心が少し痛みました。こんなにしてまでここに来る理由は何なのかと、心の中で「もういいよ。十分だよ」と画面に向かって語っていました。

 以前書いたことがあるのですが、バブルが崩壊してから後の時代を表現するのに就職氷河期という言葉があり、25歳から35歳までの男女はこの時代に社会に出てひどい就職難に苦しんだそうです。(朝日新聞では今年07年に入ってから、「ロストジェネレーション」と題されて連載されています)。
テレビの中の一人の男性も、50社受けて1社も受からなかったと語っていました。私には就職氷河期はありません。とても驚きました。男性は、かろうじて就職出来た会社で次々に来るノルマが耐えられず、自宅に引きこもるようになったというお話でした。ひどい社会だとため息が出ました。この男性や他の男女を働けなくしてしまったのは誰なのだろう、「就職氷河期」という時代を作って若い人を苦しめたのは、本当は誰なのだろうと疑問は沸き続けました。
 テレビに出ていた自立塾の目標は、「働けるようになること」のようで、サポートする方々は、塾生が就職できるまでは見捨てないという方針を持っているそうです。
人々は働くことを目的にするのは何故でしょうか。社会のいう自立とは、「働けるようになること」で、それが常識なのだとしたら…。

「それは違うよ。仕事は生きるためにするんだよ。そんな風に生きたら自分が死んでしまうよ。」。テレビを見ながら、いくつもいくつも誰にともなく言葉をかけていました。
 今夜私の心にわいた言葉は、かつて自分にかけていた言葉でもありました。何処かに働きやすい職場はないかと仕事を変わり続けてきた私。今回の職場も残すところ2ヶ月。私は今、これまで動いてきた分の考える材料を持っています。そして、仕事を続けることよりも自分の心を大切にすることを優先して生きた自分もよかった感じています。

ニートと言われている人々は、働かないのではなく、働けないのだと、私は思います。
そして私は、自分自身の心の自立を手伝い続けます。素直でやわらかな女性を思い描いて、自分育てをしています。


Mamo |MAILHomePage

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