「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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育成会 午前の部で、『28DAYS』というアメリカ映画を見て、語り合いました。 映画の中で、主人公のヒロインの姉妹が電話で言葉を交わす場面がありました。画面の中の姉妹が、お互いに遠慮がちに言葉を発する表情には、過去に心を開いて語り合うことのなかった私と姉との関係が重なり、少し心が痛みました。そして、心の痛みに気付いた自分にホッとして、それから、今は過去とは全く違う視点を持って生き、やさしく成長しているよと、自分に言葉をかけました。 こんな気付きが心の傷を癒やすきっかけになる、という見方をする自分が楽しみに感じられました。 映画の中の矯正施設は、28日間でアルコール又は薬物の依存から抜け出す取り組みをしている場所でした。 私は自分の心の作業を振り返って、そしてこれからの事を思い描いて、28日という日数は、自分の細胞に刻み込まれた心の傷と丁寧に向き合い癒やしていくには、あまりに短い期間だと感じました。
ところで、私の場合、これまで、アメリカの国で思い浮かぶのは、多重人格保持者ビリーミリガンでした。 ところがこの頃は、アメリカ=戦争・圧力が浮かんできます。 なぜならば、私の知った情報の中では、ベトナム戦争を起こしたアメリカには、現地の状況を知っている人たちが自国の一般市民に向けて流した情報の中に、嘘があったからです。 そして現在でも、イラク戦争の後のイラクの情勢は、政治に疎い私にも、アメリカは、平和の為にと起こした戦争の責任を放棄しているように見えているからです。さらに、日本にとって憧れのようになっているアメリカでも、権力が先に生きて、力の下で苦しい人々が居るのではないかと想像してしまいます。
映画と政府を関係付けることは失礼なのですが、映画の中では、依存から抜け出し、自分を生きられるような指針を探せる場面はありませんでした。 そのアメリカに生きておられる、何かに依存させられた方たちは、人種や国の違いを除いて、人として、どう生きているのだろうかと、小さな興味もわいています。
午後は、11月10日に放映された『居場所を下さい』のドキュメンタリーを元に語り合いました。私は数日前に、自宅でこの番組を見ていきました。 中に出ている男性の言動は、私の視点とは全く違うものでした。そのせいか、テレビに出ている子どもさんの表情は、楽なようには見えませんでした。 途中で、両親が離婚して離れた父親に会いに行く女の子が出ていました。 再開したお父さんは再婚しておられ、「子ども達に責められるのではないかという恐怖心をいつも持っている」と語っていました。付き添ってきた男性は、「そんなことは思わせません」と伝え、男性の肩をたたきましたが、私には、女の子は戸惑っているように感じられました。 私も、自分が離婚を選んだことで、小さな子どもたち4人を私という母親から離すという状況を作りました。ですから、自宅で番組を見た後には、私にも、子ども達が突然会いにくることがあるのだろうかと想像しました。 私の場合は、番組のお父さんが言われているような恐怖心は感じませんでした。そして、もしも今、子どものうちの誰かが私の元へ着たとしたら、私は、家を出る時、4人の子ども達と約束してきたことを続けている今の自分を語るだろうと想像しました。
私は自分の心の傷を癒やすために、名古屋へ来たのです。 そして、今も、心の傷を癒やし続けるためにここで暮らし、この環境を利用しています。 保育園で働くためでも、本を書くためでも、ベトナムへ行くためでもなく、心の傷を癒やすために、今はこの場所で生きています。 そして、私は何のために生きているのか…。 おそらく、よりよく死んでいくために、生きている のでしょう。
このマイナスの社会も、自分の心の成長の為に、利用すればいい。 何よりも、心の傷を癒やしていくことを優先します。
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