「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2006年04月18日(火) 心で捉えて

 今日は転んで膝をすりむいた男の子が連れられてやってきました。擦り傷は小指の先ほどの小ささです。
二人で傷口を洗いに行きましたが、処置が終わっても、男の子は黙って立ったまま帰っていきません。しばらく後、私たちは二人で傷口に薬を塗ることにしました。
彼の視線の先には、保育園愛用の漢方薬。私は綿棒の先に漢方薬を少し付けて、彼の傷にちょんちょんと当てました。すると男の子は「またね」と言って帰っていきました。
実はこの漢方薬は、塗った後にガーゼで保護する事と書かれてあるのです。傍で見ていた保育士さんが私に「あの薬の使い方は違うよ」と言いました。そう、違います。私は「そうですね。」と言いました。頭には「またね」と言って帰っていった彼の表情が浮かびました。それから(傷口は自分で治っていくのだから、時にはこんな使い方も許されるのではないかなー)と思いました。彼が自分の傷が治っていくのを楽しみに出来るように話をしたいなぁと思いました。
 昼休み、今日は保育園へ就職して初めて、園の会議室で休み時間を過ごしてみました。
タイムスケジュールの関係から保育士さん達の休み時間はさまざまです。今日は食事をしながら会議をする人と本当に休憩している人がいました。私は部屋の隅の畳に足を伸ばし、四隅に纏められた荷物と並んでお弁当を食べました。休憩室が狭いのです。そこへ保育に使う道具と個人の荷物が詰まっているのです。そこに居る自分もひとつの荷物のようです。食べている傍を通る職員さんは「ごめんねぇ」と言い、私は「荷物と化している」と言いました。
窓からは隣の家が見え、家と家の隙間から空が覗いています。向こうに広がる空をもう少し見たい気持ちに駆られました。足の怪我が治ったらまた外の景色の中で休憩を取ろうと思います。
それにしても、保育園の中の大人は皆さん忙しそう。私も仕事はありますが、皆さんとのペースが違うようです。私の動きがとてもスローに見え、名前を呼ばれて「はぁーい」と返事をしている私自身を「私ほんとに仕事してるかなぁ。大丈夫かなぁ」と思います。いつもこのような返事のせいか、今日は「一番声を掛け易い」と言われました。
保育士さんが忙しいとき、私も手伝いをします。「Mamoさん、仕事お願いします。あれとこれと・・・」と書類が届きます。今日も書類の作成を1つ頼まれて、帰るまでに出来るかわかりませが出来るところまで作ってみようと思って始めたら、いつの間にか面白くなって、全部出来上がりました。
出来た書類を持っていくと、別の保育士さんが「早いねぇ」と言いました。私には早さ遅さの基準はありませんが、楽しんで、早く出来た。面白いと思いました。
次には何が出来るのか楽しみになりました。
 昨日から朝の時間帯に保育日誌を持って各クラスを巡回しています。保育士さんの書いた当日の子どもさんたちの様子を読んで、私の日誌に記入して歩くのです。この時間が、保育士さんと私とのつながりの始まりのような気がします。
でも今はまだ痛む足を引きずりながら、「このクラスの担任さんは誰だっけ?」・「あれ?このお子さんはこのクラスだったの?」と、右往左往している私です。
責任者の方から「保育日誌はどう?」と尋ねられました。「うーん、まだ二日目なので、なんとも言えません」軌道に乗るまでにはもう少し掛りそうです。
社会で働く私。社会の動きを、私の心を通して捉えていこう。成長する場所は、いつも、小さな変化を繰り返している。今はその過程の中に居る。同じところに止まることを止めて、私の自分の心のままに、新しいことに取り組んでこう。


Mamo |MAILHomePage

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