「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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今日はMさんのお宅への訪問日。私は「Mさんの家に居る自分を見る事」と決めていました。Mさんは今日、これまでよりも更に日常の事に疲れていらっしゃるご様子で、いろいろな事を語って下さりながら涙をたくさん流しておられました。お話を聞く私はたいていは黙っていて、そして時々「そうですね」とお返事をさせていただきながらMさんの傍に居る私の“心を感じじる事”を意識していました。Mさんのお話の殆どは辛さを持っているのですが、私はお話に興味を持たせていただいたり「どのようにお答えすればいいのだろうか」と戸惑っていたり、時には「お聞きするのが辛い」と感じる事もありました。私の動きがMさんにとってどうであったのかは分かりませんが、私自身は「語らないこと・自分を見ること」を意識しようと出来る私でいた事をよかったなぁと思います。 Mさんは今日も私にコーヒーを勧めて下さいました。私は訪問を始めた当初コーヒーをお勧め頂く度に「利用者様からの頂き物をしてはならない」という会社の規約を考えて躊躇していましたけれども、この頃は「一緒に飲も・・・」というMさんのお気持ちを断らせて頂く理由はどこにも無いのではないかと思うようになり、片付けの途中の小休止を楽しませていただくようにしています。そしていつもはMさんと向かい合って座らせて頂くのですが、今日は「語らないこと」をしているせいなのか、Mさんのお隣に座らせていただきたくなりましたので、いつもよりも“近い距離”でコーヒーを頂きました。 2時間はあっという間に過ぎ、帰りの時間がやってきました。私たちはいつものように玄関を出ましたが、私は「最後まで私を見ること」を意識して自分の車に乗ろうとしました。そして車のノブに手をかけた時、Mさんは私の腕や背中をさすられて「Mamoちゃ〜ん又来てね」と伝えて下さいました。私は自分の腕に触れてニコニコしていらっしゃるMさんの姿が可愛らしくて、一緒になってニコニコしてしまいました。さらに車のミラーの中でこちらに向かって手を振っていらっしゃるMさんのお顔はこれまでで一番穏やかでやさしいように見受けられ、私も車の窓を開けて右手を振ってお別れしました。
Mさんのお宅を出た後、私は「戸惑いを感じた自分はどうすればよかったのか」を考えていました。今はまだ「どうすればよかったのか」は分からないのですが、一週間前に訪問していた私が「私自身の事よりもMさんの動きを気にしていた私」であった事は確かだろうと思いました。そして今日の私はこれまでとは少し違う形でMさんのお宅に居たのではないかとも思えました。
会社の前の天白川にて青サギと白サギです。大きかった。
ピンクのランタナ
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