「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2005年07月14日(木) 原体験

 昨晩は背中の日焼がひどくてゆっくり寝ることが出来なかったから、今夜は背中を冷やす事を優先した。シャワーの水は体全体にかかるから、すぐに体が冷えて続かない。私はバスタブに底から10センチくらいの水をはり、体を横たえてみた。焼けて熱い背中がひんやりとして気持ちいい。四角いバスタブは狭いけれど出来るだけゆっくり冷やせるように体制を整えた。
 火傷を冷やしている自分。自然に過去の記憶と重なった。幼稚園くらいの私、今と同じように火傷の体、浸けられているのは 「赤ちゃんの沐浴用」 のバスタブに満タンに張られた氷水。 浸かっているのは小さい体をした「子どもの私」 ・・・そっか。 小さな体の私の 「痛み」 はすぐに 「寒さ」 へと変わっていたんだね。 「寒くて痛くて辛かった」 んだね。 あの頃の傷なんて、とっくの昔に癒やせたものだと思っていたよ。  じゃ、今は? 痛いかな? 寒いかな? そういえば少し体が冷えてきた気がするね。 けれどまだもう少し冷やす必要があるよね。 私は少し考えて、バスタブの水をもう5センチ程少なくしてみた。 焼けているのは背中と肩、背中に水が当たればいい。 水からはみ出た左右の肩に、片方の手で水をチョロチョロとかけてみた。水は冷たいけれど 「あたたかい」。 そして 「柔らかくてやさしい」 ね。 そっか子どもの頃の私はこうやって、「傷んだ部分をやさしくいたわって欲しかった」 んだね。そして今は 「自分で自分にやさしくすることが出来る」 んだね。
 全身に広がったよ、何とも言えない 「あたたかさ」。  これでいい。いつもいつも、こうやって、自分で自分をあたためていこう。気のせいかな。 背中の痛みがずいぶんと軽くなったような気がしたよ。 

 今夜は何も手をつけず、「火傷と冷やすこと」 だけをした私。 「現実と対峙する」 とはこういうことなんだな・・・。
いつも、 「今」 と向き合い、 「今」 を生きていこう。


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