「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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夕方「素振り」をしに行く途中の道端で、一人の女の子がお腹を押さえてうずくまっていて、傍で何人かの大人が少女を囲んでいるのが見えました。見ると少女は 「ダウン症」 と言われている表情をしていました。私は「車と接触したのだろうか、それとも何処か具合が悪くなったのだろうか」と思いながらその横をゆっくり通り過ぎ、少し先で車を止めて少女の様子を眺めていました。しばらくするとその場所に居た大人達は皆いっせいに立ち去り、後に残った少女はやはりその場所に座り込んだままでした。 「傍に居た大人が立ち去ったのだから何も無かったのかもしれない。でも・・・」 私は少し考えた後少女の傍まで引き返し、そして 「どうしたの?」 と声をかけました。少女は真ん丸いお顔で笑って 「大丈夫」 と言いました。少女の足元には 「いくつかのテニスボール」が入った袋があり、少女はボールを1つだけ手に握って 「これ・・・」 と言ってニコニコと笑い何か答えてくれました。私には少女の言葉の意味はわからなかったのですが、 「体の具合が悪いのではない」 事だけは理解できました。私は彼女に名前を尋ねると彼女は 「みゆき」 と答えてくれました。私は 「私はMamoです。よろしくね」 と言うと彼女はにっこり笑いました。 私は彼女と話をしながら 「自分は少女の傍に居るのは何故なのか」 と考えていました。頭には 「障害」 という文字が浮かんでいました。 「人としての染色体が1つ足りない」 と言われているはずの少女。社会の基準で考えるのなら、「障害を持った人」 として扱われているのだろうけれど、ダウン症であることは本当に 「障害」 なのだろうか。私には「目の前に居る少女」が「障害を感じて生きている」ようには見えないのに。そして 「純粋」 に 「ありのままの自分」 を生きているように思えるのに。 私は少女に 「テニスをして遊ぶの?」 と尋ねると少女はこっくりと頷きましたから、私も 「じゃあ私は行くね。さようなら」 と言ってお別れしました。私が車の中から手を振ると少女も笑って私に手を振りました。私はその時、「私が彼女の傍に居たかった」のは、「みゆきちゃんの笑顔の中」に 「私」の大好きな「純粋さ」 を見つけたからなのだと思いました。
その後いつもの公園へ行き「素振りの練習」をしていたら、「一組の父子」が私の傍までやってきて、「よかったら球を投げましょうか?」と言ってくれました。私は嬉しくなって「本当ですか?お願いします!」と言うとお父さんは「僕は野球部でも何でもないのですが・・・」と言いながらグローブをはめ、少年はグランドのずっと後ろまで下がり私の打つ玉が飛んでくるのを待ってくれました。私は今練習していたばかりの「フォーム」を意識しながら、お父さんの投げる球を打ってしばらくの間遊ばせてもらいました。
いつもいつも「プラスの好奇心」を使って「生き」、いろんな事に出会い続ける私です。楽しい楽しい・・・。23:00
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