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「生きていくのに大切なこと」こころの日記 DiaryINDEX|past|will
4月9日の夕方。庄内川の川沿いの「桜並木」通りを3人の心友と散歩していた時のことでした。私達は桜の花びらが川に流されていく様子を眺めながらゆっくりと川上へ向かって歩いていました。小さな花びらがくるくると回りながら流れていく様子は「可憐」に映り、ある人は流れていく花びらを見て「可愛いねぇ。こういうのはたまんないねぇ」と呟きました。その様子は本当に可愛らしくて、その日から私の頭の片隅に「花びら」と「小さな呟き」が残ったままになっていました。そして今朝再び「小さな呟き」を思い出していたら「赤ちゃんの頃の自分」が頭に浮かびました。「花びらの素朴さ」と「赤ちゃんであった私の素朴さ」がぴったりと重なりあったのです。その時私は「私の父親」は「小さな声を上げて可愛らしく泣いていたであろう私を愛そうとはしなかったのだ」と改めて思いました。この気づきの後、私の心は更に「楽さ」を感じていました。他者の小さな呟きがこんな形で「癒やし」のきっかけになるとは、本当に不思議な話でした。そして仕事へ出かけると「生まれて2ヶ月の赤ちゃん」が診察にやってきました。「やさしい声で泣いている赤ちゃん」を見ているうちに自分の産んだ子ども達の事を思い出しました。「あーそうだった。私の子ども達も小さな赤ちゃんの頃にはこんな風に可愛らしい声をして泣いていたのだ」。過去にはこの可愛い泣き声に怯え、自分から子どもを遠ざけていた私です。そして私は過去、子どもを育てなかったのではなく「子どもを育てる能力を持っていなかった」のですから、全く仕方の無いことですよね。
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