「生きていくのに大切なこと」こころの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年08月30日(月) 社会への疑問

 私はこの頃仕事先を変えようと考えているので、2週間くらい前からあちこちの求人広告を眺めてます。新聞折込の募集広告を何度か続けて見ていると、同じ企業が何度も求人募集を出している事が分かります。私の職場からは、私が7ヶ月前に就職した時と同じ求人募集広告が7ヶ月の間続けて出されています。そして、職場のある人は先日 「何時の時代も人手不足だ」 と語っていました。さらに求人広告に掲載されている内容から、慢性的な人手不足は医療関係だけではなく日本中の企業で起こっているのだと捉える事が出来そうです。この事を考えると、社会全体が変わる事で今感じている働き辛さの原因が見えてくるのではないかと思えます。

 町には人が溢れているように見えるのに、日本中で人手不足が続いている原因は何でしょうか。企業の側は例えば7ヶ月以上も同じ募集をかけ続けなくてはならない理由や採用した人がすぐに辞めていく理由を考えた事があるのでしょうか。私の眼から見て、企業の側が見つめているのは数字として現れる金額・経済の部分のみのように受け取れます。そして社会全体が慢性の人手不足の中に居るのだとしたら、社会全体も又、経済の部分だけを重視しているという事になります。

 私たちが 「働くこと」 で心の疲れを感じたり、その事に起因して自ら死を選んでしまう人が増え続けているのは、私たちが常に心を大切にされていない環境で働かされているからだと言えるのではないでしょうか。

 私は自分が持っている能力以上の働きは出来ません。そして私は自分が持っている能力を最大に発揮して働いていけるような職場に居たいと思っています。過去・戦後から伝わってきたらしい「量産主義」は終わりにして、心を大切にする事を始める必要があるのです。もしも「働く人の心を大切にする企業」があるならば、私はいつまでもその場所から離れることなく、楽な環境で働き続けられるのです。何故なら、「心を大切にする」ということは、他のどんな悪条件とも対峙することが出来るきっかけになるのですから。その為に今、私は常に「心」をもち仕事をする事をしているのです。私が自分のペースを大切にしながら働いていく事は私にとって大切なことなのです。


 日歯連と橋本派の政治献金疑惑の内容が新聞に載っていました。橋本前首相といえば、私は何年か前にマスコミの中で彼の私生活が大きく取り上げられていた事を思い出します。そして、少し前の診療報酬引き上げの時に増えてしまった負担額と自分たちが支払っている医療費を見比べてがっかりした自分も覚えています。この二つの部分が、4億円という想像も出来ないような巨額の不正金で繋がっていたのですね。私は診療報酬の引き上げに付いてどれだけ不愉快さを感じても、私が日本で暮らしている限り、引き上げられたとおりの医療費を支払っていくより他に方法がありませんでした。
さらに私が自分で働いた分の金額のみを受け取り生活している事や、私が収入の一部を税金として毎月欠かさず納めている事を考えると、私は今回のような政治家の出来事に怒りを感じます。このような事から、私は政治の事をもう少し知りたい気持ちがしています。20:00


Mamo |MAILHomePage

My追加