「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年06月09日(水) 一年・・ 胃カメラ ロボットを作った過去の社会

Hi Mamo, Congratulation!  from Mamo
 一人になって一年を迎えました。 
 
一年前と何処が違うかな?
 
一年前の私は自分が複数の人格を持つ事を知ってはいましたが、他の人格で生きる自分を見ることも、他の人格を認めることも出来てはいませんでした。そして今はマイナスの自分も受け入れてプラスの事をしていく毎日です。この1ヶ月、私は「もうすぐ此処へ来て一年になる」ということで、一人で焦りを感じていました。私は成長した自分をどこかに証明しなければならないような気持ちになっていました。でもそんな必要はないのですよね。
何があっても、人は日々成長するのです。私も生きている限り成長する、生きていくのなら、できれば昨日よりは少し良い生き方がしたい、ただそれだけです。

 私は一年間何をしてきたかな?

これまでの責任の無い生き方から、自分を見つめ今までとは違う生き方をしようとしてきました。そして実際にこれまでの生き方とはまったく違う方法で自分を見つめ考え生きてきました。自分で生きるためには、このことがとても大切なのです。

 実は私は昨日胃カメラを飲んできたのです。この何日かの腹痛を解明したかった。検査をして何も無ければそれでよし、何かがあるとわかればそれなりの対応をしていけば良いのですから。と言うことで、去年の夏に胃カメラを飲んだ時と同様に、私は自分の胃の中を見られることにワクワクしました。検査前の筋肉注射はとても痛かった・・。
「痛いなぁー・・」と感じつつ、「痛くて当たり前だ、皮膚に針を刺してるんだから・・」と、又また痛みを感じることに一種の満足感を感じる私でした。
検査は何事も無く終わり、看護婦さんは「こんなに楽にカメラを飲んだ人は初めてです」と言いました。そうなのか・・私は自分が楽に飲んだのか、それとも痛みを感じないようにしてしまったのか分かりません。けれども、苦痛を感じることなく自分の胃壁を見て満足した私が居るからそれで良いように思います。

 私は今日、複数人格を持つ女性に出会いました。ゆっくりと語り合うのは2回目でした。私はぽつぽつと語る彼女の言葉の中から、彼女と私の “ 同じ部分 ” を探しました。見つけた答えは「こんなにも心を壊されている」、そして私は過去に「こんなにも壊されていた」ということでした。

酷いものです。過去の大人が当然であり正しいと思い込んでやってきたあらゆる教育が、私や彼女そして他の、心の問題に悩む多くの人たちを作ったのです。だけど、そこだけを見ていては私は成長できませんね。
これからも自分を見つめる事が良いですね。

彼女と別れた後の私は何度かタイムトリップを起こしました。でもそんなときも、自分を意識して前を向く事を思い出せれば、私は“私”になれるのです。


 感情の無い人はロボットです。社会に居る多くの人々はまだまだロボットのまま生かされているのです。 



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