「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年05月23日(日) |
優劣の壁 社会の基準に居る辛さ |
今朝布団の中で目覚めたもう一人の私は、眼を開けて一言「起きるのは私ではない」と言って中に入っていきました。私は部屋をぐるりと見渡して、過去の物になった昨日までの混乱を思い返していました。何がおかしかったんだろう。
考える材料を持っていて、それを使って楽に生きられる自分も居る。楽な自分を持続できる自分も知ってる。だから私はもう一人の私を手伝おうと思えたし、彼女が私と生きる現実を望んだはず。どこかで何かがずれていたのです。そうでなければあれほど多くの人格が混乱して飛び出てくることも無いのではないかと、そんな風にも思えました。何しろ私達は過去には人格を作り出すことで生き延びてきたのですから。
「又原点に戻ってやり始めよう」 そう思いながら昨日私がここで語った全ての言葉を思い起こしていました。その時ふと、昨日の私の言葉の中に優越感が含まれていた事を発見したのです。
「 私は他者からの評価を持っていて他者の視線を気にしていた 」 原因はこれだったのか・・・それなら私はもう一人の私に申し訳ない事をした。彼女は直接の原因ではなかったのかもしれない。
昨日までの彼女の頭に浮かんでいた職場でのいくつかのシーン。何度も何度も同じ場面が浮かんでいたのは何故だろう。その時ふと、私の頭にじわじわと浮かんできたのは“劣等感”と言う言葉でした。そうか。私達は職場で劣等感を感じそれを抱えて、その辛さと引き換えに優越感を持ち出したのだ。ようやく原因が分かった。マイナスから抜けると、マイナスにいた事がわかるとは本当だったんだね。
私は癒されていない部分はいつでもすぐに、過去の基準に引き戻されると言うことと、私達の頭の中も本当に癒されていなければ優合にはならないのだと言う事を改めて感じさせられました。 7:30
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