ゆかの戯言
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2003年01月25日(土) 思い立ったら

日帰り温泉♪

って、前もこのタイトルつかったような気がするけど、
まさしくそんな感じだったので。

王様のブランチをBGMにしてたら、都内から見える真っ白な富士山の
映像が目に入って、見に行きたいな。と。

ドライビングスポットでならまぁまぁ思いつくのだが、車ないのさ。
今は。
となると、電車で見える所…小田急線で小田原に行くちょっと手前で
かなり大きく見える所あったな。

せっかくだから露天風呂にでもいくか。
けど小田原から直通でいける箱根は寒そうだし
暖かい所…海?
さくさくと検索したら湯河原が交通費も時間も意外と掛からず
いけそうなのでそこに決定♪

小田原の手前からもチョコチョコ富士山見えるところがあり
綺麗だったので、富士山ネタでめーるかいてたら、隣の老夫婦も
富士山きれぃぃといってて、おなじだぁ。と思いながら。

ところがこの老夫婦とみえた男の人が先に降りた。
しばし外を眺めていたら、その女の人に富士山きれいで話しかけられた。

「富士山ならこの先の開成あたりで大きく見えますよ」

なんて殺伐としたイメージさえある小田急線らしからぬ会話がはずむ。

『小田原にある守谷のパンって知ってますか?
改札から降りてすぐの所で、餡の中に皮という感じで
私はいつもここに来ると買いに行くんですよ』

「いや、はじめてききました。美味しそうですね」

『じゃ、お時間大丈夫なら一緒に行きましょうか?』

ついていっちゃいました。私。

確かに駅からすぐそばだけど、路地にはいるので、ちょっとわかりにくい。
けど、パン屋さんの前には行列ができてて、知る人ぞ知るという感じ。

そこであんぱんとクリームパンをかい、100円と50円玉で会計を
したら、金額が多かったらしく、パン屋の主と見られるおじさんが
走ってお釣りを返しに来てくれた。

『いそがしかったら、まあいいや。何て思っちゃいがちだけど、律儀で』

そんな会話をしながら、駅まで戻る。
ここで友達と待ち合わせしてるという老婦人
(年配で気さくだけど、上品な感じの人だったからこの呼び名で)
と別れて東海道線に乗り換え。
湯河原までずっと海を見ながらのんびりと。

次の路線バスは30分後かぁ…
タクシーに乗っちゃう?と反対側を歩いたら観光協会。
チラシあるかな?といったら数箇所のチラシ発見。
私が目指す所のもあり。
その行き方の中に「コミュニティバス停徒歩一分」

??路線バス停徒歩5分じゃなくて??

おねーちゃんに聞いたら、
「10分後に来ますよ。バス」

ラッキー♪とバスに。
路線バスでもいけるけど、こっちの方が近い。
パン買うのに一本遅らせたので、乗り継ぎがスムーズになっちゃった。

ラッキーといえば、チラシに10%オフ券ついていた。
オフ券はHPにもあったけど、新しいPCとプリンターを接続すると
動作が思わしくなく、諦めたの。

建物は日本庭園風のこじんまりした感じ。

おなか空いたので、先にご飯を食べに。
ちょうど静岡限定物の桜えびかき揚げ定食があったのでそれに。
食事処は2箇所あるけど、私が入ったほうは座席がみんな
海沿いだったので、のんびりとした光景が拝めて。

食事処から。

こじんまりとした外観の割に露天風呂は、程よい大きさの湯船が
4つに別れてるせいか人が分散して、ゆったりのんびりでき、
海はお風呂につかりながら望めるというより、入る時にぱぁ〜っと
目の前に広がる感じ。

今日はここの売りらしいお風呂は偶数日→男性の日だったけど、
こっちもこっちで十分^^

休憩所で十分のんびりして帰路へ。
基本的に持ち込み禁止だけど、意外と緩い?と。
あんぱん、ほんとに餡がぎゅっと詰まってて、けど、味が
甘ったるくなくてgood。

休憩所の手前に「飲泉」という、温泉のお湯が出てくる蛇口が。
飲んでみると、ほのかにしょっぱくてぬるい。
ちょっと面白い味。
慣れた手つきでおばちゃんがペットボトルに汲んでいた。
むぅ、その手があるか。

帰りは手前の駅の真鶴にでたけど、このルートが遊覧バス?
のごとく山あいのなかから海が見渡せて、時間的に夕暮れ前の
赤紫色の空を拝めて。
侮るな。コミュニティバス。でした。

小田原で干物買ったり、すっかり観光モードの私はロマンスカーで
帰ってきちゃいました。
たまにはこんなささやかな贅沢もいいだろう^^

またお天気のいい日に来たいな。
お天気にもずっと恵まれて、
総計5000円程の、のんびり一人旅でした♪


ゆとろ嵯峨沢の湯







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