日英双語育児日記
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久しぶりに子供と一緒に書店へ。
好きな本を選ばせたりのと、私が見てやったのと。
そのなかで、Sのために買ってやった古田足日の『ロボット・カミィ』を夕食後読んでいたところ、後半のびっくりするような展開に、私が胸がつまって、続きが読めなくなってしまった。なんとか読むものの、涙は出るし、鼻は出るし、大変。
子供も何泣いてるの?といいつつ、私の反応にびっくりしたように神妙な顔。そんなところに夫も帰宅して、泣きながら読んでいる私を見て、心配そう。
紙で作ったロボットが、同じ幼稚園の仲間になっていたずらをするという話なのだけれど、いたずらっ子の末路のドラマチックな展開が私の想像の範囲を超えていてぎょっとした。
ああ、心臓に悪い話だった。もー。 古田足日は、『大きな一年生と小さな二年生』を子供のころに何度も読んだけれど、『ロボット・カミィ』は初めてだったので。
やなせたかしのシリアスさ(アンパンマンの自己犠牲など)と通じるところがあるように思う。あの時代の話だなあ、という感じがする。1970年初版。
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