日英双語育児日記
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| 2005年11月03日(木) |
きょうのおはなしなあに・追記「石のおいも」 |
『きょうのおはなしなあに』を、子どもの頃、寝る前にいくつか読んでもらっていたのは何歳のころだっただろうか。
春夏秋冬あるなかで、秋が、自分の誕生日が入っていることもあり一番好きだった覚えがある。一日一話、民話・おとぎばなしなどが、見開き2ページにまとめられている。
私が読んでもらっていたのは、1968年の初版だったようだが、1997年に、100近く入れ替えた新らしい内容で出ていたらしい。今日、書店で、秋と冬の巻を見かけたので、頁をめくると、もう二十年以上見たこともなかったはずの絵なのに、見ると、ああ、そうそうそうと思い出すものが多い。思い出さないものは、新しく入った話なのだろう。
このごろTが急に、お話を読んで欲しがるようになってきたので、二冊とも買って帰り、残りの春と夏は帰宅後ネットで注文する。
夕食後、10話くらい、Tのリクエストに応じて立て続けに読む。(たくさん読んで疲れてきたところで、じゃあ、あと三つ、と言ったので、合計いくつだったか正確には覚えていないのだが)。
この本は今日初めて読んだが、同じような短い話を編んだ本から選んで読む、というのは最近のTの好きなスタイルのようだ。Tは頁をめくりながら、絵を見て、おもしろそうな話をリクエストするのだが、「おいしそうな食べ物の絵」や「野菜の絵」「クリスマスの絵」「保育園・幼稚園児たちの集っている絵」に惹かれるよう。めくっていきながら、私からみて「これは読んで欲しがるかな」と思っていても、「これ読んでー」といわないものもあるが、食べ物とクリスマス関係はほぼ間違いなく読んで欲しがる。
まめに読んでやっているせいか、Dがいないときには英語のリクエストも私にかかるので、あれこれ読んでいる。
大分前にイギリスから送ってもらっていたもので、以前は難しくて読んでいなかったこのテディ・ベア物語集が、おもしろく、読んでいるほうにとっても楽しい。
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追記
今日(11/4)は夕食後小一時間「秋」からあれこれ読む。やはり、動物と食べ物が出てくる話が人気です。
ところで「石のおいも」。みすぼらしいお坊さんに、何か食べるものをください、といわれた女の人が、かごいっぱいもっていたおいもを「このお芋は石だから食べられない」と言って断ったところ、次の年からはその女の人の畑には石の芋しか実らなかったと言う話。
子どもの読んでいた版にも入っており、絵にも見覚えがあるが、今読んでみると、なんだか後味が悪い。お坊さんは弘法大師で、嘘には厳しかった、と親向けの注がついているが・・。それにしても、女のひとだって、汗水たらして芋を作るわけでしょう。決して裕福なひとじゃあない。それなのに、一度芋をもらえなかったからって、その先ずっとずっと畑に石の芋しかできないようにするなんて。ひどすぎる・・・
って、なんだか、非常にナイーブな感想を持ってしまったことであります。でも、Tに、かわいそうだね、というと、「なんで?」。というので、こういう極端な説教民話も必要な文化の一部なのだよなーと気をとりなおして、あ、でも、嘘はいけないね、などととりつくろったり。
いつの間にか、自分も、甘口のおとぎ話に慣れてきているのかも。
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