日英双語育児日記
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2005年08月30日(火) 夏の旅

二週間イギリス祖父母宅にいるあいだに、それまでほとんど英語を自分からは使わなかったSが、ずいぶん、英語であれこれおしゃべりするようになった。というか、まだ、使い分けができないので、帰国後、日本の祖母に電話で、It's puzzle now. Finish. などと言っていた。

二週間の最初は、自分の使える範囲の日本語を駆使してイギリスの祖父母に話しかけていたのだが、滞在中の日常コミュニケーションを通じて、いろいろな表現がインプットされ、自分でも使えるようになってきたよう。

It's . . . now.
というのがよく使う定型のひとつで、It's breakfast now. だの、It's eating sausage now. だのあれこれと、Sがいうのを聞いて、Dも、Sのまねをして、話していた。

そのほかSがよく使ったのが、
Granny upstairs now.
Grandpa downstairs now.
や、また、
Granny in the garden.
Grandpa in the kitchen.
など。
誰かがどこかにいることを表す文。

それから、Finish.(フィニッチュ)や、
I can manage. (「大丈夫?できる?」というような問いに対して、大丈夫、の意で)。


Tには、イギリス祖父母宅では、日本語は使わないからね、と言ってあった。(「なんで?」「グラニーとグランパが日本語わからないから、かわいそうでしょ」「じゃあ、グラニーとグランパのいないところで、こそこそ話する?」などのやりとりをしていたのだ。)

これまでの滞在や、日本では、私が英語でTに話しかけると非常にいやがっていたTも、いやがらなかった。最初の数日は、私の英語に日本語で日本語で答えていたが、後半は、英語で答えることもあった。二人きりで何か話したりするときは、日本語も使ったけれど、あまりそういう機会はなく、他にも人がいることが多かったので、英語が多かった。


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