日英双語育児日記
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2005年08月03日(水) |
しまないさるとかに・追記 |
Tは「しぬ」という動詞をなぜか「しむ」と覚えているらしい。
車のなかで、私が運転し、うしろに座っているTと、「さるかに合戦」の話をしていたときのこと。
Tは、保育園や図書館、家などでいろいろなバージョンの「さるかに合戦」に親しんでいる。
どこまで覚えているかな、と思って、車の中で、「かにのおかあさんが、おにぎりもってて、さるがかきのたねをもってて、かえてください、っていったから、かえてあげたの」と、話を始めると、Tも、自分の覚えている話を続ける。
さるが固い柿のみをかににぶつけたから、かにのおかあさんが、あわをだしてたおれてしまって、かにのこどもが、さるのところに、やっつけにいくの、とわたしがいうと、Tが、「ちがうよ、うすとくりとはちもいくんだよ」と続ける、というように。(うす、くり、はち、とちゃんと覚えていたのにはびっくり)
さて、最後になって、みんなでさるをやっつけたあと、Tの依拠する保育園の絵本版によると「さるは、ごめんなさいして、みんなとなかよくなるの」だそう。
あれ、おかあさんの知ってるお話では、さるはしんじゃうんだよー、というと、「ちがうよ、しまないよ」という。「じゃあ、かにのおかあさんは?」「かにのおかあさんも、しまないの。びょうきになっただけ」だそう。
そうなのー、Tのしってるお話のほうが、みんなにこにこなかよくて、いいねーなどと言っておく。
--------------- 追記 この日記を読んでくれた友達から、うちの子どもも「しまない」と言ってたよーと教えてもらいました。
Kさんいわく。 うちの子らも、「しむ」「しまない」「しまないで」 などと言っておりました。 しかも、「しまされる」という受身形まで・・・。 これは「殺される」の意で使っておりましたよ。
Oさんいわく。 5歳児も少し前までよく言ってましたねえ。 「しむでー」「しまへんかったでー」「しむからな」 ワタシも面白がって真似してました
なんでかなー。 ナ行五段活用の動詞、っていうのがそもそも少ないから?
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