| 2002年11月17日(日) |
WorldComの新CEOへのコメント |
まずタイトルとは関係ないけど、11/16にまたたまちゃんが 出没したらしいね。同じ川ということだけど、ついに安住の 土地を見つけたんでしょうか。野生のまま、アザラシらしく 生きていけることを希望します。でも大人になって結婚相手 が必要になったら海に戻るのかな?
さて新聞で見たのですが、自分の元ボス(といってもはるか 上の人だけど)のマイケルカペラスがHPをやめてWorldComの CEOになったらしい。ご存知の通りWorldComはかなり大きな 破産をして、日本でいう会社更生法を申請して再建中だけど 彼は適任なのだろうか?
在任当初、低価格のPCを世に送り出し世界中に「コンパック ショック」を巻き起こした最大の貢献者であるエッカード ファイファーがあるとき電撃的に解任された(実を言うと彼は 日本に滞在中だった)。株主及び会社運営委員会側は彼を切った ので有力な新任者を探したが、すでに死に体になりかけた 会社の経営をしたいという人間はおらず依頼はすべて断られた。 困った彼らはいつまでもCEO空位というわけにもいかないので、 仕方なく内部からある人間を昇進させて体裁を保った。
その人間こそ「マイケルカプラス」である。
彼が問題とされたことは何か?彼はなんと経理出身で営業やら マーケッティングなど現場の経験がゼロであったことである。
その後のコンパックはどうだったか?低迷を続け、アメリカ ハイテクバブルの終焉とともに株価は下がり、一時期50ドルを 超えていたのが10ドルも届かない状態に陥ってしまった。 (ストックオプションを持っている人は泣いているに違いない)
その間彼は何をしたか?ひたすらリストラをして、経費節約を 掲げただけである。会社としての将来的な再建のビジョンを 社員に伝えることもなく、ただただ買い取り先に少しでも よく見られるよう、そのときばかりの厚化粧を施しただけの 人間である。(経理出身らしいといえばその通りだが)
結果HPという優良企業に買われて(逆に何故HPはコンパックを 買ったか、何が魅力だったか、甚だ疑問)倒産よりははるかに 少ない社員の解雇ですんだことによって、彼の経営者として の寿命を延ばした。しかし彼はグローバルな企業のCEOとして 適任だったかどうかは、ぼくの印象からは明らかに「?」である。 最後は哀れであったとはいえ、前任者ファイファーの方がはるか に野心的で、社員、株主に貢献したということは言うまでもない。
そんな彼が再建中のWorldComのCEOに赴任した。破産した以上 帳簿には監視の目が届き、心配はいらないだろう。今後は顧客、 株主そして取引先との信頼関係をとり戻すため、彼は大いに 指導力を発揮して、会社を再建へのレールにのせなければいけ ない。
アメリカ経済の先行きの不透明感が増す中、彼のお手並み拝見 といったところである。
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