TVからでも本からでも得たちょっとイイ話を口にせずにいられないみなさん、 こんばんは。
賢い知識と賢しい知恵の塊たるチャボです、どうも。 手ぇ抜いて然るべき場合を知れば、人生は楽に過ごせるのです。
> 純愛 その肩に噛み付きたい。 その唇を吸い尽したい。 その穴を貫き抉りたい。 その肌を撫ぜ掻きたい。 その体を抱き潰したい。 その心を染め抜きたい。
自分に内在するそんな破壊衝動を自覚するから、俺は先天的なSなのかなと思う。 でも、きっと実行しない。 俺は、臆病者だからな。 ‥‥なんて言うと、臆病者は恐れて自分の意見を声高に言わないものだ、とか言われそうだけど。
ナニに怯えているんだろう。 俺は、恐れを知らない無知蒙昧なガキじゃなかったのか。
片想い人は、今まで以上に俺から離れもしないし、俺に近付きもしないと言ってくれた。 それを信じていないからだろうか。 彼女の言う、俺に不幸をもたらすなんてのを信じているのか。
遠い。遠いよ‥‥。 この手が届かないほどに。 この声が届かないほどに。
その心が聞えないほどに。
髪を切った。 たまにはイイかと思って刈り上げてもらったけど、やっぱり俺には合わなかった。 それにしても、今年は床屋に行く回数が多い。 去年は1回しか行かなかったと思う。 ‥‥また、伸ばそうかな。 ゴムで縛れるくらいには、また伸ばしてみたいな。 ゴムで髪を縛る快感と、長い髪を鬱陶しく思うのと、その狭間にどれだけ耐えられるかな。
自分自身をすらも二律背反に追い込んで壊したい――そう望んでいるのかも知れない‥‥。 醜い俺。
《チャボってさ、本当に嬉しそうに笑うよね》 うん、よくそう言われる。 自分で見たことは無いから分からないけど。 じゃあ、怒っているときもしっかり顔に出てるのかな。 こうやって悶々と考え込んでいるときも、顔に出しているのかな。 どんな表情をしているンだろう?
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