*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじきのうあした


2004年05月18日(火) ☆太陽と陰の関係

とっぷり日も暮れた帰り道、
ヘッドライトを灯しながら運転する道中。
前方には遠く遠く光るテールランプ。
誘導されるようにただ、ハンドルを握る。
すれ違う対向車は大型車が多く、
風がうなり声を上げるのがガラス越しに聞こえ。

迫るライトで我に返る。
ああ、また…。
軽く頭を振り、苦笑いが漏れるのだ。

このままその光に吸い込まれてもいいかも、なんて。
そしたら人生、終わるのかな。
痛いかな。卑怯かな。
痛くても卑怯でも、それが本当は一番ラクなのかも。
この世に存在しなくなるってどういうことなんだろう。
考えても仕方ないけど、興味ある。
「その時」消え去る前に自分で自分を見下ろせるといいな。

疲れている時は思考がマイナスに傾くのがわかる。
良くない傾向、いつからこんな風なのか。
自分で分析できるだけ正常ってことなのか。
生まれつきの性質なら仕方ないけど、
受け入れるキャパが足りなくなったらと考えると怖い。

家に帰り夫の顔を見る。ほっとする瞬間。
「死ぬなんてつまんないよ。長生きしようよ」
屈託なくそう言って笑う夫は太陽だ。
私の中の陰を消し去る太陽。大きくて温かい私の太陽。
じめじめした土壌も太陽光線で乾いていく?
そうだといいな。

そして…子供には太陽の性質だけが受け継がれるといいな。





↑だから愛おしいのかもしれないけど

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