*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじきのうあした


2003年08月20日(水) 伯母の死を悼みながら…☆

小康状態を保っていた伯母が亡くなりました。
母の姉である伯母は、
車で1時間ほどの距離に住んでいたこともあって
親戚の中でも、とても身近な存在でした。

結婚が決まっている者は、
お葬式に参列するのは良くないらしいのですが、
そんなこと言われても、行きます。
最後にお顔を見ることは許されないそうですが、
それでも、行きます。
当たり前じゃないですか。

私なりに深く悲しんでいるのですが、
些細な一言で母を傷つけてしまったようです。
母の捉えたような意味で言ったのではないのですが、
今回ばかりは言い訳はしません。

肉親を失って悲しんでいる人に何と言えばいいのか、
どういえばその悲しみを和らげることが出来るのか、
どういう言葉を期待していたのか、
何をすれば良かったのか、わからないからです。

もともと気の利いたことが言えるタイプではないので、
こういう状況下では、ひどく自分自身が無力に思えます。
内面の混乱を表に出さないようにしたら誤解され、
感情を吐露するべきでないと判断したら誤解され、
ますます混乱し、固まってしまいます。

そして思うことはいつも同じ。

私が思っていることが相手に届かなければ
思っていないのと同じこと

自己満足ではいけないのです。
この場合、こんなに伯母の死を悼んでるんだということを
内面に蓄えているだけではいけないのです。
「最期はどんなだった?」
「誰がお別れを言えたの?」
「お疲れさまでした」
こうやって、今起きていることに興味関心を持ち、
心を開いてますよということを表現しなければならない。

これはどんな場合でも同じこと。

誰かを深く愛していてもそれを相手に伝えなければ、
横からさらわれてしまうだけ。
誰かを助けたいと思っていてもそれを相手に伝えなければ、
冷たい人だと思われるだけ。
もちろん行動で示すという手段もあるけれど、
好きだからと一方的に後をつけ回したらストーカーですから。

伯母の死はとてもとても悲しいけれど、
もっと悲しいのはその気持ちを母と共有しきれなかったこと。
私は出なくていいときに前に出て、
出なきゃいけないときに後込みをする弱さがある。
克服しないといけません。





↑まだまだです、情けないことに…

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