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| 2001年10月31日(水) | ハッピー☆ウエディング |
先週末、後輩カップルがめでたくゴールイン。
６年越しの大恋愛である。
彼らには個人的に思い入れがあるので
先輩としては感慨もひとしおなのである。
学生時代のクラブの後輩なので、
出会いははなが２回生、彼らが１回生である。
「思い入れがある」割には、
彼らの入部当時のことは全く覚えていない…アレ？
とにかく彼らの回生はパワフルだった。
文化系クラブなのに、やたらと男が多い。
しかも、みな個性的が強い。
そのなかで新郎・Ｔくんの個性度は、
ずば抜けていた気がする。
作る作品、描く作品の着眼点がおもしろい。
（語尾が過去形でないのは、
今なお彼がアーティストだからだ。）
割合、既成のものを
そのまま表現することの多かったはなは
今だから告白しよう、正直、尽きることなく湧き出てくる、
彼の才能に羨望を覚えていたものだ。
一方、新婦のＨちゃんはというと、
おとなしそうな外見からは
伺い知ることも出来ないくらいの熱い魂を持っている。
（語尾が過去形でないのは、
今なお彼女が熱い人だからだ。）
大学卒業後に自分の夢のためとはいえ、
さらに２年も勉学に励んだ彼女は、尊敬に値する。
そんなお二人さんが、いつの間にか
ラブラブ・カップルになっていたと知ったのは、
はなたちの回生の追い出しコンパの酒席であった。
あの時の驚きと喜びは、今も忘れられない。
はなは、二人がかわいくてしかたなかったのだ。
卒業後は、
そう頻繁に連絡をとりあう間柄でもなくなってしまい、
年賀状と暑中見舞いの遣り取りと、
Ｔくんの運営するサイトを覗く日々が続いた。
（それでも２〜３回は遊んだっけか？）
その間には、
はなが６年間交際した男性と破局を迎えたとき、
励ましメールを送ってくれるなど、優しい心遣いもあった。
２年前のその励ましメールは、
今でもはなのケイタイに残してあります。
それほど嬉しかったんだよ、ありがとう。
そんなある日のこと、いつものごとく何気なく、
Ｔくんのサイトを覗いた私は目を疑った。
「今週末、結婚します」
すぐに私の脳裏には、追い出しコンパでの
「実は、付き合ってます」
という、あのヴィジョンがフラッシュ・バックした。
ま、またか！しかも、今週末！？
「目には目を、歯には歯を」だぜ！
たまには、こっちがびっくりさせてやる！！
か細く辛うじて繋がっていた
ほかの後輩や同期との連絡網を最大限に利用し、
披露宴前日に、やっとの事で
彼らの披露宴会場を探し当てた私は、
当時のお気に入りキャラ「ドラえもん」で
心を込めて、祝電を送った。
作戦は大成功で、ずいぶん驚いてもらえたようだ。
…ニヤリ、してやったり。
そんなご夫妻と１１月初旬、数年ぶりに再会する約束だ。
つぎは「赤ちゃん出来ました」な〜んて報告で、
びっくりさせられるのかな。
実に楽しみである。
