| 2003年10月24日(金) |
恒例空港トラブル・最強編。 |
8時に管理室に挨拶をにし行きました。
鍵とお世話になったお礼に ジュースの詰め合わせを管理人さんに渡して出発。
本当はソンジンがホンデまで来てくれる約束だったんだけど お寝坊してしまって、電話だけでお別れ。 彼女のウニョンがドイツから日本に遊びに来ていて どうやらプレゼントを預かっていたらしく それを渡したかったみたいなんだけど、食品類は ソンジンに食べてもらうとして、来年会った時に受け取る事にしました。
さて、感傷にひたってるヒマもないまま インチョン空港到着。
あまりにもカバンが重いので、急遽空港の郵便局から 荷物を送ることにしました。 EMSを激しくすすめられ、されるがままに手続きをしたら 5万ウォン(5千円)も取りくさりやがった。
軽くなったカバンを担いで、チケットの手続き。
「もう出発まで時間がない。 今回こそは何にもトラブルなく終わりますように」と 心で祈りながらパスポートを提示します。
カウンターのお姉さん、私のパスポートを見て首を傾げます。 何度も何度も指折り数えてます。
何かヤな予感。
隣の先輩らしき人にコソコソ何か話してます。 先輩苦笑いして、首を横に振ります。
更にヤな予感。
お姉さん、冷たい笑顔で一言。
「お客様 ビザが昨日で切れています。
今日は出国できません。この後手続きして お家に帰って明日出直してください。」
!
「そんな、何とかまけてもらえませんか!?」 訳のわからない事を口走ってしまいましたが、お姉さんは冷たく 「ダメなものはダメです。今日はお引取り下さい」と さっさと席を立ち去っていってしまった。
ポカーン。
あー、でもそんな気もしたんだよなあ。 帰国準備で適当に帰る日にち逆算したからなあ。
とりあえず、実家と、今日迎えに来てくれるJさんと 明日会う約束してるはじめさんに電話しなきゃ。
呆然としつつも、冷静に頭を整理している 自分にビツクリでした。 しかも意外にショック受けてないし。
普通に出国出来ないのはいつもの事ですが。
------------------------------------------------------ * * *
さて、しかるべき所でしかるべき書類を作成しました。
パスポートのコピーと「不法滞在しちゃいました。 ウフv」と 書いてある(と思われる)紙にサインをし、それで終わり。 特におとがめもないし、飛行機も翌日便を予約し直して もらったのでお金は一切かかりませんでした。
まあ、ちゃんとした期限に出国するには 越した事ないすけど。皆さん出国日は多めに計算しておきましょう。
問題なのは、今日これからどうするか。
コシウォンなら今月分の家賃は払ってるので 寝泊りする場所なら心配ないんですが ここまで来たのに、ソウルに帰るのは勿体無いような気がして。
「せっかくだから、今日インチョンで宿を取ってみようと思うんです」 そうJさんに相談してみました。
「じゃあ、チュアンに行ってみたらどうですか? 宿も安いし、街もひらけてるから面白いと思いますよ。」
チュアン。
聞いた事も行った事もない街の名前。
メモる場所もなかったので、とっさにジーパンの裾をめくって 足にボールペンでこの4文字を書きました。
そうだ。チュアンに行こう。
私の頭の中にはJRのCMの曲がグルグル流れています。 ナレーションはもちろん長塚京三です。
「カバンも重いでしょうから、荷物預かり所に明日まで 預けるといいですね。値段も安いですし」とJさん。
「荷物一時預かり所」は空港の一番すみっこにありました。 ココリコ田中じゃない方似のお兄さんがテキパキと 手続きをしてくれて、あっという間に完了。 大きめのカバン一個一晩8500ウォン(850円)なり。
少し身軽になった体で空港案内所に行き 「チュアン」行きのバス乗り場を訪ねたけど、全く通じず。
「インチョン市内にあるみたいなんですけど」と言って初めてチュアンだとわかる。 口をすぼめて「ちゅ」、最後に舌をかむ「ん」で発音する「チュアン」
チュアン行きのバスは、私を含めて三人しか乗客がいませんでした。 不安になりつつも、車内で爆睡。40分くらいで到着です。
 チュアンは思ったより開けていましたが ソウルよりはにぎやかではありません。
まず明日乗る空港行きのバス停を探します。 何度も往復したのに見つからなかったので 警察に入って尋ねたら、とんでもねぇ所にございました。
バスの到着時間を確認して、ここから一番近いホテルを探しました。 宿は選び放題ありました。ホテルと言っても 当然温泉マークゆらゆらのモーテルですが。
ご休憩1万3千ウォン(1300円) ご宿泊2万ウォン(2千円)
という文字に引かれ、ドアを開けると 中は真っ暗で、バイオハザードに出てくる館みたいでした。 思わずハーブ探しそうになりました。
 造花が蛍光イエローに光り 天井は宇宙の絵(やっぱり蛍光色)で ほどこされています。
恋人たちにはパヤーンって感じに 見えるんだろうか。
一瞬失敗したかなと思ったんだけど もうこれ以上探す気力も体力もなくて、ここに即決。
「お一人なんですか?」と聞かれたので 「いけませんか」と答えると、主人は激しく首を横にブンブン。
部屋は203号。人は私以外には誰もいない様子。 廊下は真っ暗で手探りしないと歩けません。 お部屋は赤やピンクで統一された結構可愛い部屋でした。
 いっそ住んでもいい。 AV見放題だし(意味不明)
鍵は内側からかけるタイプ。 申し訳ないようについてるチェーンだけだった。 覗けば部屋の中が見えるくらいドアの隙間が開いている。
大丈夫なのか。一晩だけだから、まぁいいか。
カバンが鉛のように重い。 中を開けると、パソコン(今不必要)電化製品のバッテリーとコード(今不必要) PC用スピーカー(今不必要)が入っていました。 ワンゲル部ですか、私は。
ベッドに横になると、そのまま眠ってしまい 再び目が覚めたら夕方でした。
元気も出て、せっかくのなで街を散策する事にしました。 国鉄チュアン駅の地下街はゴチャゴチャしてて面白かった。
 ハムスターギュウギュウ。
気になったのは、なぜか美容院が多い事。それも超大型。 どこの店も黒服の店員が何人も表に出てチラシを配っていました。 店構えも派手なので、まるでクラブか車の展示場みたいでした。
店舗が多いと競争も激しいのか、2000ウォン(200円)カットとかも多かったし 殆どが24時間営業の店。チュアンの美容院ってそんなに需要多いのかしら。
 こんなの美容院じゃない。
韓国最後の晩餐は基本に戻ってラーメンを頼みました。 今日一日バタバタしてて、実は何も食べていなかったのです。
 基本中の基本です。
それからデザートに、一度やってみたかった サーティーワンの大量注文(笑)
3つからだと、大きなパックに入れてくれるそうなので チョコミルクボール、チェリーチーズケーキ、マンゴーを注文して 箱に目一杯入れてもらいました。これで4300ウォン(430円)
※すごく美味しかったけど、半分食べた所でドロドロに溶けました(呪)
 見た目悪し、味は良し。
久々にお風呂で肩まで浸かって、「チェジュ平和コンサート」 なる有名歌手総出のライブを観て、ユクーリ広いベッドで眠りました。
 お風呂&トイレ。
金魚の可愛いシールがあちこちに 貼ってありましたvv
一人旅もなかなかいいもんスねv
 こうしてチュアンの夜は ふけてゆくのでした。つづく。
|