SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2002年08月31日(土) 変わつてゆく人間関係。

数ヶ月振りにお世話になった出版社に遊びに行った。

何だかんだいって気にかけてもらえてることは嬉しい。
デザイン担当の人とも、いつか一緒にイラストの合同展をやろうって
約束してるので、いつか実現したら皆見に来てねーv

その後、先日子供が生まれたと言う知人と会う為
おしゃれな街(笑)アックジョンに向かった。
お祝いに結局何もいい物が浮かばず
花屋さんでひまわりを買った。
大きなひまわり一本、花に合わせて黄色と緑のペーパーで
派手にラッピングされてすごく可愛かったので思わず一目惚れ。

6000ウォンで申し訳ないと思ったけど、要は気持ちダ(笑)

先方に電話を掛けると
「今からウチの社員に迎えに行かせるから待ってて」

は?社員??でも、その人と私は初対面で・・何を目印に
待てというの?

と、思ってるうちに携帯が鳴る。

ポッケから電話を取り出そうとすると

「あ、見つけた。木村さんですね?お迎えに上がりました」
と目の前に携帯片手の長身の青年。
あまりにもドラマのような展開にけつめどがカユくなる。

「さぁ」と青年のリードで、知人の会社に向かう途中色々話した。
この私のインコ程度の韓国語にもいたく感激してくれる。
今日は大雨で足場も悪い。うっかり滑って
ひまわりを守ろうとしたら思いきりすっころんでしまった。
お気に入りのスパッツに大穴があく(泣)

「大丈夫?滑りやすくなってるから気をつけて」と
階段を降りようとする青年が今度は足を滑らせる。
「危ない!」思わず青年の手を握り締める私。

そして見とぅめ合うふたり。




なんなんでしょう。さっきから。この少女漫画のような展開。


あまりにもベタな展開に(笑いをこらえようと)震える肩。

事務所に到着し、死守したひまわり(笑)を手渡す。
知人の会社の社員も仕事仲間も集まって
一緒に食事をすることになった。

念のため、お医者様が出してくれた注意書き
皆に見せると恐るべきことが発覚した。

どうも「麺系、パン系、ご飯系」アウトらしい・・・。

つーか、それじゃあ本当に何も食べられるもんないじゃんかー!

結局「あまり大量に食べなければ大丈夫」と自己完結し
中華料理屋さんでご飯を食べる。

大皿で皆で分け分けする中華も久しぶり。
野菜の入った料理が中心だったのも嬉しかった。
うっかり肉に箸をつけようものなら
「肉だ!危ない!!!」と声がかかる(笑)

そしてとにかく男子陣がかいがいしいこと。
「これも食べてごらん」「これもこれも」と
料理をお皿に取り分けてくれる。

楽しいお話と料理であっという間に時間が過ぎた。

帰りがけ知人が(吹越満にちょっと似てるので以下吹越さん)
「今まで通訳がいないと話せなかったけど
君が韓国語を話せるようになっていてビックリしたし、すごく嬉しかった」
とニコニコと語ってくれた。

「今、韓国は不況だけど、僕の会社はすごく調子がいいんだ。
いい仲間に恵まれて、可愛い赤ちゃんも生まれてとても幸せだよ」
心底嬉しそうに語る姿は、よくある韓国人の見栄とかではなく
本当に幸せなんだなぁと思った。

幸せな人を見ているのは気持ちいい。
よく「運をよくしたいなら運のいい人と一緒にいるといい」と言うけど
まさに「幸せをおすそわけ」してもらった気分だ。

帰りは台風の影響で大雨。
私はタイミングよく風の強くない時間に帰れたが
道のあちこちに壊れた傘が捨ててあったのを見ると
結構激しかったのかもしれない。

ちなみに我が家は窓の隙間から雨が入って
プチ浸水(笑)


 < モドル  モクヂ  ススム >


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