午後、姉と行きつけ(笑)の寺にお参りに行った。
お参りする時は、お願いだけでなく 「自分の名前、住所、電話番号、生年月日」と 自己紹介もした方がいいそうだ。 何でもいきなりお願いされても神様的には 「お前誰やねん」なんだと(笑)
姉と別れた後に、横浜に向かう。 今日は専門学校の友達と会う約束をしている。 待ち合わせ場所の高島屋の正面玄関で待っていると 長身の見なれた顔を見つけた。
小林君だ。 「テレビと同じ顔(笑)」と思いながら声をかける。 小林君はニヤニヤしながら「本買ったよ」と一言。 その後で美鈴ちゃんとも合流し 待ち合わせ場所に行く前に二人にダイヤモンド地下街の本屋に 寄ってもらう事にした。
先日ここで父が平積みになっていたというので 自分の目でも確かめたかったからだ。
場所は入り口近くですぐに見つかった。 周りも新刊の海外エッセイ系ばかり。 せっかくなのでデジカメでその証拠写真を撮った(笑) せっかくだからと小林君が本と一緒に撮ってくれた。 「今すぐここを立ち去りたい心境だ」といいながら。
嬉しくて残りの2冊のうちの1冊を手に取りレジに走った。 「あと1冊しかないんですけど、もう入荷しないんですか?」 とさりげなく尋ねてみた。 「ちょっと待ってくださいね」と店員さんが本格的に 調べ出しそうな雰囲気。 大事になるのも面倒くさかったので 「あ、いいですよ。今じゃなくても」と言ったのだが 素直な店員さんは隣の先輩店員に尋ねてしまった。
すると、その先輩店員(断定)が一言。 「注文してますけど?!(怒)」
もちろん何かを見たわけでもなく、調べた訳でもない。 即答。
確実に(怒)が最後についていた。 何であなたに怒られなきゃならないのよ。 怒りを押さえ 「わかりました。よろしくお願いします」 と、言ったが店員無視。
思わず刀を抜きそうになりましたが、こらえました。 私はスマートな侍ですからね。 そして思いました。
「この人はお気の毒な人」
そう考えれば腹も立つまい。
せっかく自分の本を買えたんだから、他のことを考えよう。
さて、私達三人は待ち合わせ場所の洋風居酒屋に向かった。 先に少し注文をし、しばらく話していると 佐久間君ことさくちゃんがやってきた。
もう何年も会ってない人達なのに 学生時代と何一つ変わらず皆年取ってない。
いい意味で(笑)
数年振りの再会に乾杯し、近況、各自のちょっとイイ話(笑) そしてなぜか心霊体験談の話題で盛り上がる。 私の体の事でさくちゃんが自分の体験談も加えながら どう生活を改善すべきか丁寧にアドバイスをしてくれた。
ニコニコしながら話してくれたさくちゃんの姿を見て 「ああ、私大丈夫かも」と思えた。
そう思ってから、不思議なもので 今現在まで発作的腹痛が一度も起こっていない。
人様の「大丈夫」って言葉にこんなパワーがあると 思わなんだ。
美味しいご飯と美味しい飲み物と愉快な仲間と 楽しい時間を過ごした。
実は数年ぶりに会うことに不安があった。 誰か一人でもしょぼくれてて 「いいよね。あなた幸せだから」とか 酒飲みながら、愚痴られたらどうしようかと思っていた。
しかし、そんなことは心配ご無用。 各自それぞれの道で頑張り、今日会った事で お互いに刺激しあい、楽しい話題ばかりだった。
しかも、4人とも誰かしらクラスの子と連絡を 取り合っているではないか。 疎遠になってしまっていると思っていたけど。
何だかすごく嬉しかったなあ。
私が日本に帰ってくるたびに集合をかけ、 どんどん少し人数を増やしていこうと誓った。
年賀状だけの付き合いが たまたま見ていたTVに小林くんが出てて それがキッカケで、また皆と集まれるなんて予想もしていなかった。 これも見えない光の糸ってやつだろうか。
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