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2007年07月30日(月) 韓流ロケ地ツアー4日目〜『私の名前はキム・サムスン』ツアー

 4日目は、『私の名前はキム・サムスン』ツアーです。こちらのツアーに参加しました。と言っても、参加者は私らだけで、貸し切りでした。ああ贅沢。

 まず訪れたのは、ヒョンビンの事務所。なんと朝が早すぎて、誰も出勤していないとのこと。固く閉まった木の扉と看板の前で記念撮影。ガイドさんの話によれば、ヒョンビンが触ったであろうという理由で、扉のドアノブを触っていく観光客が多いとのこと。ああ、しょうもない、でも自分が言えた立場にないかもしれません。

 続いて「レストラン・ボナペティ」として使われたレストランへ。が、ただいま改装中につき。ガイドさんに「今まで私が訪れた中で最もドラマの面影がない」と言わせるほどでした。でも『キム・サムスン』ファンとして、もちろんここが「ボナペティ」であることは分かりましたよ。誰が何と言おうと、ここが「ボナペティ」。…でもテラスはなくなっているし、入り口は変わっているし、、ちょっと寂しい。感動したけど、やはり寂しい。ガイドさんの説明では、「ボナペティ」後に海鮮料理屋に、それが潰れて寿司屋に、それがさらに潰れて現在の改装に至るとのこと。『キムサム』ファンの皆様、早く行かないと、まったく面影がなくなりますよ。

 次は第4話で、サムスンとサムシクがケーキを学ぶために訪れたパティシエ「ド・マリー」が撮影されたパティシエ「DUCHAMP」へ。撮影時も看板は「DUCHAMP」のままでしたが…。ガイドさん曰く、ここは日本で修行したパティシエのお店で、韓国でも人気があるとのこと。ドラマの中では、サムシクが店の全ケーキ77種類を注文し、サムスンに食べさせました。するとサムスンの元カレであるミン・ヒョヌ(イ・ギュハン)と、サムスンの幼馴染チャン・チェリ(イ・ユニ)のカップルと遭遇。チェリは、初恋の相手でありお坊ちゃまのサムシクとサムスンが付き合っていると知り、サムスンとチェリが喧嘩に。4人が座ったテーブル、喧嘩した庭などで記念撮影。満足。
 開店前に着いてしまったので、残念ながらケーキを食べることは叶いませんでした。ヒョンビンの事務所といい、この無計画さが韓国っぽくて。韓国のケーキをどこかで食べようと思っていたのですが、ガイドさんから「日本のケーキの方が美味しい。韓国のケーキは甘すぎる。日本に行った時にケーキを食べ過ぎて太った」みたいな話しを聞き、まあええか〜と。でも韓国人気店のケーキを食べ、それで「こんなもんか」となればより納得がいったんですがねえ。

 続いて南山公園。ケーブルカーは昨日自力で登ったので、簡単な解説を受けてスルー。詳しくは昨日の日記を。今日のメインは、定番ロケ地である大階段です!ケーブルカーの入り口から西に進んでいくとある階段は、『私の名前はキム・サムスン』で最後のキスのシーンを撮影した場所です。上のリンクの2、3番目の写真を見ていただければ分かるでしょう。
 また噴水もポイントです。『パリの恋人』では、カン・テヨン(キム・ジョンウン)が風車付き自転車に乗ってグルグル回っていた噴水は、南山公園の噴水です。現地に行くと、曜日が悪かったせいか、誰一人として自転車には乗っていませんでした。てかこんな狭いところで自転車に乗っていたら、怒られるでしょう…。
 噴水からそのままタワーと逆方向に歩くと、先ほどと似たような階段があります。ここは『美しき日々』で、ヨンス(チェ・ジウ)がカン・ナレ(イ・ユジン)と一緒に、ウェディングドレスを着て駆け上がる階段です。木の位置や、踊り場の数が先ほどと違います。

 続いては、「ソウルプラザホテル」へ。『私の名前はキム・サムスン』では出まくりのホテルです。サムスンがサムシクと喧嘩して降りていくエスカレータ、サムスンがお見合いに使ったコーヒーショップ、そしてサムスンが第1話からトイレで泣いていましたが、そのトイレがあるのがこのホテルの地下のトイレです。初めてサムシクと出会ったシーンですよ!!このトイレで記念撮影しました、ひっひっひ。人が来ないことを確認してね…。
 このホテル、『冬のソナタ』でも利用されました(てかこっちの方が有名?)。例えばホテル1階コーヒーショップ「FONTANA」など。ソウルナビによれば、プラザスイートの1952号室がドラマ「冬のソナタ」の中で撮影に使われた部屋とのこと。お確かめを。

 ホテルを出て車を走らせると、サムスンが改名に訪れた区役所へ。外観は区役所ですが、役所の中はセットでの撮影だそうです。というわけで外観のみ見学。区役所近くにユ・ヒジン (チョン・リョウォン)とヘンリー・キム (ダニエル・ヘリー)が食事をしたシーンを撮影した食堂に立ち寄ります。

 最後はキム・サムスンの家。道中、キム・サムスンが放尿をしたトンネルを車窓見学。キム・サムスン邸最寄りのバス停から車でどんどん住宅街の坂を上がっていくと、そこにありました。ここは実際に人が住んでいるのですが、住民の方がいい方で、自由に塀の外から撮影していいとのこと。タイミングが合えば中に入れることもあるようですが、今回は残念。でも大満足でした。

 予定よりも早く終わったので(我々がケーブルカーに乗らなかったのが原因でしょう)、本当はホテルで降ろされるのですが、仁寺洞まで乗せていってくださいました。ガイドさんにいい感じの喫茶店を紹介してもらい、ここで解散。感謝〜。



 ちなみに、このガイドさん、なかなか面白い方で、韓国の芸能事情をいろいろ話してくれました。

 ●ダニエル・ヘリーは、俳優として活躍する前、CM等のモデルとしては知名度があった。しかし俳優としては、韓国語がまったく出来ないことから、「韓国のドラマにでる俳優としてはどうか」という意見が多かった。

 ●『パリの恋人』のヒロイン、カン・テヨン役を務めたキム・ジョンウンは、整形顔で有名。韓国では整形は日本より一般的だが、韓国人から見てもあまりに不自然!

 ●『天国の階段』ハン・ユリ役などで活躍するキム・テヒは、ソウル大学出身で頭がいい。『ラブストーリーインハーバード』ではハーバードメディカルスクールに通うイ・スビン役だったが、普通に英語で話していたらしい。

 ●『私の名前はキム・サムスン』ヒロインのキム・ソナは、アメリカの大学に通っていた。しかもピアノ専攻。ドラマ内ではピアノがうまく弾けないシーンがあったが、本当はピアノを普通に弾けてしまうので、「ピアノが下手な演技をする」ことが難しかった。さらに英語がうまく話せないシーンがあるけれども、本当ペラペラ。「英語が苦手な人の因みに小学生から高校生まで日本で育っているので、日本語もペラペラ(このことは有名ですね)。

 ●芸能事情ではないけど、パリ恋ロケ地ツアーで訪れるカン・テヨンの家は、山の上にある。長い坂や階段を上り下り。だから「パリ恋ツアーをお願いします」と指示があると、「またパリか」と嫌になるそうな。

 また日本の芸能にも詳しく、キムタクのファンとのこと。釜山にキムタクが来た時はソウルから直行し、チラッと見えたキムタクに涙したそうです。またチョナンカンについてもコメントがありました。韓国でもSMAPは有名だけれども、韓国キャラが草なぎくんだったことに「何でチョナンカンが草なぎなの?他にもSMAPはいるじゃん」という暴言を吐いていました。そうか、韓国人はそう見ていたのか…。頑張れチョナンカン。


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