文大生にとって、待ちに待った大学前新駅が今月16日に開業します。名前は「都留文科大学前」。安直な名前ですが、まあ分かりやすい方がいいので文句はないです。開業に伴い、ダイヤ改正やら何やら、いろいろ変わってくるようです。
まず特急の扱いですが、停車駅が都留市駅から都留文科大学前駅に変更という「画期的」なことが行われました。都留市駅の特急利用者は完全に無視し、文大生にターゲットを絞ったようで。正しい判断でしょう、どう見ても。文大生やら教員やらが特急を利用する可能性は大いにあるわけで、富士急行の戦略としてはなかなか。ただ特急料金が150円って…以前の100円より値上げされてるし!料金体系をうまく利用されてしまった気がするものの、まあ諦めるしかあるまい。
あと各駅停車の増発やら、谷村町止まりの列車を東桂まで延ばすやら、最終列車を河口湖まで延長やら、なかなかの改革!私にとっては「利用者の利便性を高めた」と言うよりも、「やっと富士急行線の企業努力が見えた」という評価の方がはるかに大きいです。赤字続きの富士急行線、そのくせ何にも改革を行って来ませんでした。「富士急ハイランドで儲けているから、電車は赤字でいいや」なんていうグータラな態度で居続けていた富士急行線にとって、やっと「頭を使ったな」という感じでして。バカ息子を持った親の気分で見てしまいます。
追伸、チラシを見ていて初めて気づきました。青いタイプの車両、富士山のシルエットが描かれているんですね。4年目にして発見…やれやれ。
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