女は結婚する前に泣く 男は結婚した後に泣く - 2007年07月10日(火) 窓の外が光ったかと思うと、雨が降りだした。 また雨だ。 雨を見ると、あの日のことを思い出す。 僕は助手席から貴女を見ている。 貴女は前を見て運転しながらも、目の隅では僕のことを気にかけている。 目線はなかなか合わない。 貴女は僕が外を見るときだけ、僕の方を見る。 僕が少し憂鬱そうな顔を見せると、貴女は何も言わずに手を繋ぎにきてくれる。 僕は静かにそれに答える。 これが「幸せ」なのかと僕は考える。 今までにこれほどの「幸せ」はなかったと考える。 このまま車がどこまででも走ってくれればと願う。 そして、その願いは叶えられないことは、もちろん、わかっている。 それでも僕は願う。 これが夢のままで終わらないことを。 それでも僕は乞う。 僕への貴女の想いが永遠に続くことを。 それでも僕は・・・それでも・・・ それでも僕は祈る。 貴女が幸せであることを。 僕は泣ける 僕は泣きたがっている 僕は泣けずにいる もう眠いです。 おやすみなさい。 また空が光った 雨が降り出しそうだ・・・ ...
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