風の行方...深真珠

 

 

今夜書く、5年前のLove Letter - 2005年07月04日(月)

僕の中にはこんなに言葉があるのに、結局あなたには届かない。

僕の中にはこんなに想いがあるのに、結局あなたには届かない。

僕の中にはこんなにあなたがいるのに、結局隣にあなたはいない。

僕の中には赤い血が流れているのに、暖かい涙は流せずにいる。

僕の中には深い傷口が癒えずにいるのに、ほんの少しの優しさも持てずにいる。

僕の中には罪深い過去がたくさんあるのに、一つも昇華できずにいる。

僕の中にはたくさんの物語があるのに、何一つ終わりが見えずにいる。

僕の中にはやるべきことがたくさんあるのに、明日になっても終わりそうにない。

僕の中には尽きることのない夢や希望があったのに、まるで枯れ井戸のごとくなってしまった。

僕の中にはあなたを愛するためのすべてがあったのに、あなたを失うまでソレに気づかずにいた。

僕の中には僕を構築するためのすべてがあったのに、僕の輪郭は未だに曖昧なままで、

僕の中には僕を掻き乱すための過去があったのに、ときどき忘れてしまいそうになるんだ。

僕の中にはあなたが最後に残してくれた言葉はあるのに、あなたへの想いはもうなくて、

僕の中には・・・どうして、もうあなたはいなくなってしまっているの。

ずっとずっと僕の心の中心で、僕の方に微笑んでいて欲しかったのに・・・。

僕が差し出した手は、そんなに頼りなかったのだろうか。
なぜ、あなたはその手を差し伸べてくれなかったのだろうか。

遠ざかっていくあなたを、僕はもう追えなくなっている。
消えていくあなたを、僕はもう取り戻せずにいる。
あんなにあなたを失うことを恐れていたのに、今ではそれをも受け入れようとしている。

曇った空の下では、鳥は歌わない。
汚れた水じゃ、花は咲かない。
貧しい想像力じゃ、イクことなんてできやしない。

もし、僕の願いが届くのなら、
もし、またあの時のあの観覧車に乗ることができたのなら、
もし、あのときのようにあなたが隣にいてくれたとしたら、
もし、水平線の夕日が、ムカつくくらい綺麗だったとしたら、
僕はあのときよりは上手に、あなたを抱きしめてあげられると思うよ。



僕の中にはあなたとの思い出があるから、これからも生きていけそうです。



...




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