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気がつけば、早一年。
一年経ったので、我が娘は21歳になった。 もう、すっかり大人だ。 大人なのは結構なことだが 最近 疲れのせいだかなんだか知らないが 虫の居所が悪いときの態度が大変よろしくない。
先日も 私の話を、非常に気乗りのしない様子で聞いていたので 「なんか、乗らないみたいだね」と 情けなくも、少しへつらうように私が言うと 「ほんっっとに、つまらない話だなぁと思ってさ」 と、答えて鼻先で笑った。
なんだこいつは! と思うより何より、なんだかとっても悲しくなって 私は一人黙り込み、そっとお風呂に入った。
やがて。 バスタブにつかっているうちに、どうしても許せない気持ちになって いきなり風呂場を飛び出し、勢いよくリビングに乗り込んで 彼女に抗議申し上げた。
「この頃、よくこういうことがあるから(ほんとによくあるのだ) やっぱり、きちんと言っておきたいんだけど。 あなた、機嫌が悪いのかなんなのか知らないけど ときどき、ものすごく感じの悪い言い方していること気づいてる?」
彼女は、予期せぬ私の襲来に驚き、機械的に「ごめんなさい」と言ったが 私の言っていることが、ピンとこない様子。
「意地悪い気持ちで、わざと言っているんだったら それはそれで良くないとは言え、そういうこともあるかなと思うけど もし まったく悪気がなくて、それであんな風な口のきき方をしてるなら それはかなり問題だと思うよ」
頭にはターバン、体にはバスタオルという自分のいでたちが なんとも間抜けで気になりはしたが、引くに引けずに詰め寄った。
「小学生に言うようなことだけど 自分がああいう言い方をされたら、どんな気持ちがするか よく考えてみなさいよ!」
まぁなんとなく、ことの本質はさておいて 私は鬱憤を晴らし彼女は少々反省した、はず。
親子とは言っても、大人同士。 時にはお互いに、それなりの気遣いが必要なのだと思う今日この頃。 叱り方にも気を遣う。 大人同士とは言っても、やっぱり親子。 気の遣い方も難しい。
ーーーーー というような日記を書こうかなぁ それにしても、一年も放りっぱなしだしなぁ と思っているところへ ありがたい励ましメールをいただいて こうして更新したようなわけです。
どうもありがとう。
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