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2005年05月19日(木) |
いろんな人がいるはずだけど |
かずぴーの中間テストが近づく。
今学期の成績如何では、このまま高校へ進むのが難しくなる。 本人の希望は、このまま進むことなので それなら頑張るしかないのだが、今のところその気配はない。 私は 放っておいて、結果を受け入れるしかないと思っているのだが。
本人がこのまま進みたいと思っているなら、もっと勉強させた方がいいわよ とか 他の学校に移って、上手くいかなかった時は悲惨よ とか 周りの方々に言われるたびに、心が揺れる。
言うべきことは言い尽くした。 何をすべきか、彼は知っているはず。
それでもやらない彼に、悩む。 勉強しないことが、問題なのではない。 「したいこと」と、それに向けて「すべきこと」がわかっているのに それができないことが問題だと思う。 このまま進みたいなら、今のままではダメなのだ。 それを、彼は知っている。 それでも「このまま進みたい」と言い、何もしない。 しかも。 しなければならないこと、は、彼にとって、そう難しいことではない。 やる気にさえなれば。
そんなこんなを、あれこれ考え、胃が痛くなるころ 『人は、好きなことだけして生きて行ってはダメなのか?』 というあたりのことを、考え始める。 誰に聞いても 「それで生きて行けるなら(そんなことが通用するのなら)それでもいいかもしれないけど 実際には、そうは行かないでしょ? いやなことでもしなければならないっていうことを、学ばないと困るじゃない」 というようなことを、誰もが言う。 そうかもしれない。 私自身は、転ばぬ先の杖につまずきそうなほど、先のことばかり考えるタイプなので 言われるまでもなく、遠い昔から、そんな考えが体にしみついている。 しかし。 かずぴーを見ていると 自分で気づかない以上、何を言ってもダメなのだ とか もしかしたら、なんとなく面白おかしく人生を過ごしてしまうことも可能かも とか思えてくる。
いずれにしても、先のことはわからないのだ。
あれこれ考え、悩んだ挙げ句 私の悩みの根源は 自分の子どもに対し、周りの誰もが肯定的なことを言ってくれない という、別の次元の話だと気づいた。
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