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来週から、期末テストのかずぴー&あやぽん。 あやぽんは、さすがに危機感を募らせ 中間テストの汚名返上のために頑張っているが かずぴーは・・・ とうとう、家庭教師さんが「う〜ん・・・」と唸った。
先日、かずぴーのお友達のお父さまが急逝された。 尋常ではない亡くなり方だったので 周囲も動揺・心配風のおせっかい等々 不謹慎にも、いわば「色めきたっている」状態だ。 静かに見守ろう、と先生に促されたらしい。 御家族は、一家の主を亡くされた悲しみや衝撃ばかりでなく そんな周囲の喧騒にも悩まされるのかと思うと、胸が痛む。
期末テストがどうしたこうした、なんてことは いかに些細な問題なのかという気にさせられる。
勉強ができないのは、いけないことなのだろうか。 ・・・そんなはずはない。 かずぴーは勉強が嫌いだが、知恵はあるように見える。 生きて行く上で必要なものは、知識よりは知恵だと考えられるのに では、何が問題なのか?
このまま行けば、どうにか高校までは進めるはずだが その先、留年、悪くすれば退学 上手く行っても、大学進学は厳しくなるだろう。 順調に、とりあえず大学まで進むことが『無難な道』だと思うから 『このままではまずい』と思うのだ。 なんだ、そうか。
いつもいつも、同じようなことに気づくのに 少しも気が楽にならないのは、私が未練たらしく 自分の考えに固執しているからに違いない。
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