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最近、かずぴーとの間の空気がまた悪くなってきた。 一時は良くなりつつあったのに。
反抗期と言うほどシンプルでもなく お互いが、信頼感を感じ合えないとでも言うのか 気持ちが通じ合わない手ごたえ十分。
彼のすべてを肯定して 抱きしめて、頬ずりして、可愛がっていられた頃が懐かしい。
ミルクから離乳食に移行するように オムツをはずしてトイレトレーニングをするように してはいけないことを教え、しなくてはいけないことを教え その範囲は、彼の活動範囲とともに広がり いつの間にか、口うるさい母親になっていた。
今日は。 先週、渡されていたはずの部活の合宿の手紙を出してきて 明日までに4万円を持って行かなければならないと言う。 今日の明日で4万円、って、出せないことだってあるのだから 「お手紙ぐらい、渡されたらすぐに出しなさいよ」!! たったそれだけのことを言うだけで お互いに「あぁ、またか」という気分になる。 私の言葉に『怒』が含まれているせいか。 しかし、こんな場合に穏やかに言うだけの許容量を持ち合わせもせず。 面倒な思いをし、ふて腐れた顔をされ、お金まで出すのか あーあー、なんだか、いやだなぁ、と思うばかり。
何を言っても、今の彼に『聞く耳』はなく しかし、私の方は、言いたいことが山積みで それを飲み込むたびに、お互いの間にイヤな空気が流れる。 口には出さなくても、お互いに相手の醸し出す空気には敏感だ。 なにしろ、彼と私はタイプが似ている。
幼かった彼を懐かしく思い、切なくなる一方で 早く彼が成長して、私が手も口も出せないほどの大人になって欲しいとも思う。 もう、その時期にさしかかっているのかもしれない。 ただ、自立と依存の兼ね合いが、まだまだ非常にアンバランスで 私まで転倒しそうになってしまう。
もう、十分に大人なのだから 少なくとも彼より『親』である分だけ歳を重ねているのだから ぐらぐら揺れてばかりもいられない。
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