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2004年04月11日(日) 家庭教師さん登場

昨日のことになるが。
かずぴーの家庭教師さん登場。

書類で選考する際に
その並々ならぬ意欲は感じていた。

履歴書の志望理由の欄に、たいていの人は
勤務形態や給与などの、事務的な理由を挙げていたのに対し
その方は、現代の学校教育の問題点を挙げ
「だから僕はこうしたい」と
教育に対する真摯な姿勢を伺わせる立派な理由を述べていた。
さすが、教育学部。このまま立派な先生になって欲しいものだ。

そして。
机上の空論に終わらず、彼は立派な人だった。

たった一時間半で、すっかりかずぴーを「その気」にさせた。
期末テストの結果が悪かったのは
『先生の採点が厳しかったからで、△などの甘い採点がもっとあったら
 70〜80点は取れていたかもしれませんね』と言う。
え?採点の裁量で、点数が倍近くにもなるのか?

と、ことの真偽はともかく
かずぴーがやる気になったのならそれでいい。
彼に欠けているのは『やる気』と『根気』なのだ。

家庭教師さんが帰った後、かずぴーに感想を聞くと
「なかなか良さそうな人だ」と言う。
そうだろうそうだろう、君をその気にさせるのは上手そうだ。

「僕のこと、天才肌だって言ってたよ」
・・・天才肌・・・てんさい・はだ・・・
たしかに、コツコツ積み上げる凡才にはなれないかもしれない。
恥ずかし気もなく、嬉しそうに言うかずぴーに
ほんの少し、不安を感じる。

天才肌がナニモノなのかは置いておいて
とにかく、その気になって頑張って下さい。



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rachel |MAIL

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