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昨日のことになるが。 かずぴーの家庭教師さん登場。
書類で選考する際に その並々ならぬ意欲は感じていた。
履歴書の志望理由の欄に、たいていの人は 勤務形態や給与などの、事務的な理由を挙げていたのに対し その方は、現代の学校教育の問題点を挙げ 「だから僕はこうしたい」と 教育に対する真摯な姿勢を伺わせる立派な理由を述べていた。 さすが、教育学部。このまま立派な先生になって欲しいものだ。
そして。 机上の空論に終わらず、彼は立派な人だった。
たった一時間半で、すっかりかずぴーを「その気」にさせた。 期末テストの結果が悪かったのは 『先生の採点が厳しかったからで、△などの甘い採点がもっとあったら 70〜80点は取れていたかもしれませんね』と言う。 え?採点の裁量で、点数が倍近くにもなるのか?
と、ことの真偽はともかく かずぴーがやる気になったのならそれでいい。 彼に欠けているのは『やる気』と『根気』なのだ。
家庭教師さんが帰った後、かずぴーに感想を聞くと 「なかなか良さそうな人だ」と言う。 そうだろうそうだろう、君をその気にさせるのは上手そうだ。
「僕のこと、天才肌だって言ってたよ」 ・・・天才肌・・・てんさい・はだ・・・ たしかに、コツコツ積み上げる凡才にはなれないかもしれない。 恥ずかし気もなく、嬉しそうに言うかずぴーに ほんの少し、不安を感じる。
天才肌がナニモノなのかは置いておいて とにかく、その気になって頑張って下さい。
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