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2004年01月10日(土) |
インド料理店で会った男 |
あやぽんと二人で、カレーを食べに行く。
かずぴーが、インド及びインドの方及びインド風の諸々を 怖がるというか、気味悪がり 本場風のカレーも好きではないので 彼のいない間に食べてしまおうという魂胆。
30分も並んで、やっと着いた席は とんでもないオトコの隣だった。
とてもとても、文字では表せない。 声の大きさ・トーン、話し方のくせ 録音して再生できたら簡単なんだけど。
一言で言うなら、ルー大柴が、部下の女の子を相手に うんちくの垂れ流し、大声で言いたい放題の図。 カレーの辛さか、語りの熱さか、汗もだらだらと垂れ流しながら 延々と語る、かたる、カタル。。。
・歯医者の話(最新の麻酔について) ・肉の話(脂肪の部分について) ・出産の話(ホルモンについて)etc... 彼は歯科医であり、シェフであり、出産経験者であるかのごとく 自信たっぷりに、大声で、ルー大柴口調で話し続けていた。 (とぅげざぁしようぜ〜、の口調を思い出していただきたい。)
最初はただただ驚いていた私とあやぽんだったが そのうちに、あやぽんは、笑いをこらえるようになり 私は、だんだんと、怒りをこらえるようになり 言葉少なに、とにかく食べた。
「美味しい?」とあやぽんに聞かれたので 「なにもかもが『クドイ』よ」と言うと 何故か、反対隣のカップルがクスっと笑った。
彼らもルーに驚き、呆れ、女の子の方は怒り始めていたもよう。 よくよく聞き耳を立てて聞くと 「私が隣に行って、説教始めたらどう思うかしらね!」 などと言っている。
途中、お皿を下げに来たウェートレスの女の子も 私と目が合うと、ニヤっと笑った。
あんなオトコと、どういうわけでか一緒に食事をしていた女の子 これが案外、平気そうで不思議だった。
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