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例によって、床暖房の上で寝てしまい なんとなく朝を迎える。
外はものすごく強い風が吹いていて 天気は良いが寒そうだし 寝たのか起きたのか、なんだかよくわからないし 今日は一日、ビデオを観てうたた寝をしてぼけぼけ過ごそう と心に決め、とても安らいだ気分になる。 うとうとぼけぼけ、至福の時。シアワセ。
「ママ、今日は何時頃に帰ってくるの?」と あやぽんが、不思議なことを言い出すので 「(こんな寒い日に)私、何処かに行くのか?」と聞くと 今日は仕事だと言われた。(カレンダーに書き込んだのは私だ) ・・・・・ショック。
怠惰な一日を決め込んで、イイ気持ちになっていたのに 外は、尋常ではない勢いで風が吹いているのに よりにもよって、仕事だなんて。 『いいわけがない。いやだいやだ。なんでこんな目に合うのだ。』 という感情の悪あがきとは別に 『仕事始めの日に大ポカをしないで済んだ。さぁ支度しよう』 と前向きに動き始める。
バスが遅れ、寒風吹きすさぶ中をバス停に佇んで 心身共に寒さに震える。あまりの寒さに怒り出したくなった。 「なんでこんなに寒いんだ!くそぉ!」と言う表現がぴったりの心境。
職場への道々、強い風に吹かれ、悲しくもないのに目から涙。 『風に吹かれて涙』で、中学校時代の冬の夕暮れの校庭を思い出した。 何故かは不明。
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