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2003年12月27日(土) 朝日がまぶしかった

かずぴー、テニスの試合。
先日の試合よりも、少し本格的なトーナメントだ。

朝、ちょっとしたことがあって、私は行かない!ことにしたが
登録証という、試合出場には欠かせないものを忘れ
私がそれを預かっていたことで、多少の責任も感じ
試合会場まで車を飛ばすことになってしまった。
こんなことなら、最初から行くことにしていれば良かった。

試合会場に到着したかずぴーから、電話が入る。
間に合うように届けるから、と言って、とにかく急ぐ。
初めての道を、時間に間に合うようにと焦って運転して行くのは
なかなか緊張するものだ。

どうにか受付時間内に届けられて、ホッとする母に
「先に帰っていていいよ」と、用が済んだかずぴーが言う。
「帰っていいよ」というのは、「帰ってくれ」に等しい。
そう思い、来たばかりの道を戻る。
用済になった自分が、少し悲しい。

いずれ、彼にまつわる諸々のことから「用済」の印を押されるのだろう。

家に戻って、ひとり懐古にひたろうと「ありがとう」を見た。
石坂浩二さんの前髪が、どうにも気になった。





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