2005年07月16日(土) |
人の死について考えてみる |
お通夜に行ってきました。 兄やん(高校時代からのお友達ね)のお父さんが亡くなったからです。
兄やんから『検査入院してるんだ〜』と聞いたのが6月のこと。 腰の痛みで病院受診した時には、肝転移まで進んだ末期の膵臓癌でした。 遠方に住んでいる兄やんが、こちらへ帰ってきていたので その間に何度か会い、お父さんの病状なんかも聞いていたのだけれど あまりに早い進行具合に、ただただびっくりするだけで。
あたしは看護師という職業だから、多少の知識を持ち合わせているだけ。 おやじの病気のことについて色々と教えてほしい、 誰かに現実を教えてもらわないと、逃げてしまうから。 と兄やんに言われた時、正直なとことても痛かったのです。 希望的観測だけで話せる内容じゃないからね。
『○○(兄やん)は、ちやちゃんに本当に世話になって…ありがとう』 と、おじさんからお礼言われたことがあったな。 お家にお邪魔しても、あたしはおばさんと話してることのが多かったから 何年か前のことだけど、妙に覚えていたり。
最後は苦しまなかったとのこと。 兄やんと、お兄さんに看取られて亡くなったとのこと。 なんだかほっとしました。 『限られた命ならなるべく苦痛のない方向にしたい、家族で看取りたい』って 先週会った時におばさんが言ってたけど、その通りになったかなって。
兄やんからお父さんの病気のこと聞いてから、死についてずっと考えてました。 もしかしたらあたしは、病気だとか死だとかに慣れちゃってたのかも? そんなことを思ったりもしましたが、まだまだ結論は出そうにありません。 難しいけど、考えておかなきゃならないことよね。
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