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 鳳凰単ゼン 蜜蘭香

中国茶葉の種類の一つである。
最近、ウチの女房が中国茶にハマっており、
私も昼食の後に飲まされている。
その茶葉の中でも、私が気にっているのがコレ。

中国では、ウーロン茶のイメージが強いが、実際は
日本人と同じく、緑茶を飲む事が多いそうだ。

鳳凰単ゼン 蜜蘭香は、緑茶(発酵させていない)とウーロン茶(発酵させたお茶)の中間で、軽く発酵させた青茶の部類に入る。
主には、食間の飲茶の時間に飲む茶葉なのだそうだ。

飲み方がまた、面白い。
日本酒を飲む時のオチョコのような小さな茶器が2つ。
まず、背の高い方のオチョコにお茶を注ぎ、直ぐに片方にソレを移す。
お茶を冷ましているのかといえば、そうでは無く、
カラになった、背の高い方のオチョコでは香りを楽しむ。

これがまた、良い香りで、ハチミツのような、桃のような・・・
なんとも言えない甘い香りがする・・・
そして、存分に香りを楽しんだ後に、今度はお茶の味を楽しむのだ。

思えば、お茶がペットボトルで売られるようになって
我々はお茶の香りや味を楽しむことを忘れてしまったような気がする。

さすがに、釣り場で中国流の飲茶をやろうとは思わないが、
飲茶の時間のような、ゆったりとした釣りは心掛けたい。





2002年11月26日(火)
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