別世界日誌4

2017年08月17日(木) お盆には

お盆の風習というのは地方によって違うというのは理解できる。
しかし,この歳になるまで知らなかったことがあった。

お盆には迎え火や送り火をする。
きゅうりを馬に模したものを作って祖先の霊を迎え,
茄子で牛に模したものを作って霊を送る。

そんなことを,子供の頃にも絵付きの本で読んだ覚えがあった。

しかし,我が家ではソノテのことをしたことが無い。
葬儀も大人になるまで経験無かったし,
それこそ父親の死で初葬式・初喪主だった。
そんなのもあって,信心深くない家なんだと思っていた。


我が家は浄土真宗である。
(ココでピンときた人は凄い)
きっと本願寺派だと思う。
親父の納骨に西本願寺に行ったし・・・


そう,浄土真宗の教えでは,死者は浄土に行って仏となってしまうので,
霊が迷うとか,帰ってくるとか,そんな概念が無いわけです。

だから,お盆だから・・・の上記行為をしないのだ。
決して我が家が信心深くないからというわけでは無かったのだ(笑


あぁ,そりゃ知らなんだ<帰省してすっかり飛騨弁


とはいえ,しっかりお盆にはお坊さんが来てくれて,読経をしてくれる。
ひょっとしたら宗派的には不要なのかもしれないが,
そこは稼ぎ時でもあるからのぉ。

ちなみに今年はカレンダーの関係もあって,読経時には家に居なかった。

しかし,しっかり墓参りには行ってきております。


宗教を語ることは比較的タブーであるから,知らなかったのかもしれない。
しかも,夏休みの出来事だしね。


合衆国では肌の色の差別を容認するような大統領が居る。
北の問題ではなく,綻びはココから出るかもしれないな。


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