お盆の風習というのは地方によって違うというのは理解できる。 しかし,この歳になるまで知らなかったことがあった。
お盆には迎え火や送り火をする。 きゅうりを馬に模したものを作って祖先の霊を迎え, 茄子で牛に模したものを作って霊を送る。
そんなことを,子供の頃にも絵付きの本で読んだ覚えがあった。
しかし,我が家ではソノテのことをしたことが無い。 葬儀も大人になるまで経験無かったし, それこそ父親の死で初葬式・初喪主だった。 そんなのもあって,信心深くない家なんだと思っていた。
我が家は浄土真宗である。 (ココでピンときた人は凄い) きっと本願寺派だと思う。 親父の納骨に西本願寺に行ったし・・・
そう,浄土真宗の教えでは,死者は浄土に行って仏となってしまうので, 霊が迷うとか,帰ってくるとか,そんな概念が無いわけです。
だから,お盆だから・・・の上記行為をしないのだ。 決して我が家が信心深くないからというわけでは無かったのだ(笑
あぁ,そりゃ知らなんだ<帰省してすっかり飛騨弁
とはいえ,しっかりお盆にはお坊さんが来てくれて,読経をしてくれる。 ひょっとしたら宗派的には不要なのかもしれないが, そこは稼ぎ時でもあるからのぉ。
ちなみに今年はカレンダーの関係もあって,読経時には家に居なかった。
しかし,しっかり墓参りには行ってきております。
宗教を語ることは比較的タブーであるから,知らなかったのかもしれない。 しかも,夏休みの出来事だしね。
合衆国では肌の色の差別を容認するような大統領が居る。 北の問題ではなく,綻びはココから出るかもしれないな。
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