別世界日誌4

2005年05月23日(月) かんぜんちょうあく

中日の不甲斐無さに涙している今日この頃。
交流戦になってからはサッパリ勝てないわけだ。
ウッヅの暴力で出場停止以来、どん底を走っているような感じだが、流れということがあるのだろうか。
あっさり首位を明渡してしまった。
貯金13はどこへ?(汗

一方、パリーグもロッテが好調で、楽天がさっぱり勝てないのをいいことに、どんどん差が開いていくようだ。
最終的には、底力を持っているダイエーが首位になると思ってはいるものの、ロッテも嫌いぢゃないからなぁ。
特に、応援団(サポーターとは違う気がする)の応援に関しては、一昨年のオープン戦を見てからというもの、ファンかも♪と思うくらいだ。
阪神−ロッテの応援合戦は見物だ<勿論、ロッテを応援するw

この週末の新聞記事として、橋梁メーカーの談合問題が大きく取り上げられていた。
昔から行われている談合で、かなり根は深いみたい。
大手メーカーの殆どが係っているようで、この先の橋梁施工が停滞するのでは?と思うくらいだ。
どういう処分になるのか判らないけど、これによって、中小メーカーが潤うことになりそうなわけで、株やってるヒトはそういうのを狙うのかしら?
とはいえ、対応できるのかな?とも思う。
殆どの橋梁メーカーが関係しているみたいだし。

談合って悪いイメージばかりだけど、価格破壊とかを防ぐためには、ある程度必要なのでは?と思ったりする。
昨今の資格編重主義にも言えることなんだけどさ。

プロポーザル入札というのが増えてきているわけだけど、(簡単に言えば、こういう工夫をして仕事をしますよ!という提案と価格を役所に提示して、内容と価格で落札されるシステムなのだ)これって、担当技術者の資格と経験が大きく左右されることになる。
役所としては、確かに選定理由も明白で、判りやすい発注となるんだけどさ。
でも、ちょっと変わった手法となると、担当技術者というのは限られてきて、その経験が無い会社では、やってみたいと考えても、提案することができないのだ。
従って、経験者が優先的に落札され、経験者の経験が更に積まれることになる。
経験者が居ない会社では、いつまで経っても経験ができないという循環になるのだ。
すなわち、優秀で、経験豊富な人材が居る会社に偏ってしまうということになりかねず、そのため、中小企業が太刀打ちできないということになってしまうわけだ。

中小企業は、大会社からのおこぼれを貰えばいいと思うかもしれない。
確かに、受注したからと言って、大会社だけでは全てできるわけでもなく、中小企業に仕事を投げてしまうこともあるのだが、
これまたしっかり法的に整備されてきて、丸投げはダメよ♪という基準ができている。

大手の談合の話に戻るが、金のある某新鋭インターネット会社が、建設業界に殴りこみをかけてきたとしよう。
その仕事を取るために、大袈裟なハナシ、1円入札をしても良いわけだ。
結構、コノテのハナシはどこでもあったよな。
役所にPCとかのシステム導入するには、安く入れてもその後のメンテで十分モトが取れるからとかさ。
ソレをやられると、均衡が取れなくなるわけで、各社で価格破壊が行われるようになるのは見えているハナシだ。
そういったのを防ぐ為にも、ある程度の調整は必要だとは思うわけだ。
もっとも、その談合の席で、蒔かれる金ってのが悪いわけで・・・(汗
やっぱり仕事を取るために、金を使わなきゃ取れないということになっている気がするわけで。
そうなると、やっぱり談合はいかん!と言うのも頷ける。
だから、先に書いたプロポーザル方式が増えてきているわけなんだけどさ。

純粋に人材と開発に金を費やして、のしあがって行くという道は開けてはいるものの、確立された業界内では、動きようもなく、しかも、儲けが大きいとは思えないしねぇ。
どうせ事業をやるなら未開拓業務に!と思うのはアタリマエかな?


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