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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
ミステリチャンネルでJ.ダーシーのホームズ

ケーブルテレビでミステリチャンネルがご覧になれる方のみの特典になってしまいますが、
M&Cで副長のプリングスを演じたジェームズ・ダーシー主演のTVドラマが来週末から放映になります。

ヤング・シャーロック・ホームズ 対決モリアーティ教授
8月26日(土)20:00〜22:00
 再放送:27日(日)9:00〜、30日(水)23:00〜、31日(木)14:00〜

ホームズがジェームズ・ダーシーです。詳細はこちら
http://www.mystery.co.jp/program/young-sherlock_holmes.html
いや、いいんですけど、ちょっと紹介文を読んでいるとこちらが恥ずかしくなって…しまう必要はないんですけど。

この情報はTさんにいただきました。ありがとうございました。
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先週、NHK総合地上波で「宇宙へ」という米ソ宇宙開発競争時代の英BBC制作ドキュメンタリードラマを放映していました。
主要俳優さんに海洋関係で知られた名前があったわけではなく、ただテーマに興味があったので(「ライトスタッフ」とか「アポロ13」など好きでしたので)録画していたのですが、最終回だけ英文エンドロール(スタッフ・キャスト一覧)がついていました。
そしたら、何と、原語版のナレーターにロバート・リンゼイのお名前が。
まぁ、ペリュー提督! そうとわかっていましたら、原語で聴いておりましたのに。


18日放映の「ロック・ユー」、
ポール・ベタニーの吹替は山寺宏一氏でした。
声質は全然違うんですけど、あまり違和感がなかったのは、
見事に原語とセリフのトーンが合っていたからではと。

もちろん、英語と日本語ですから、抑揚とか強弱は全く違うんですが、フレーズ単位の緩急やトーンが上手く合っている。
そのために全体のトーンに違和感がないんです。
山寺氏は、七色の声の持ち主として有名で、吹き替えの世界では引っ張りだこの方ですが、声そのものは七種類もあるわけではない。
ただ緩急を上手く原語の俳優さんにあわせてしまうから、七色のように聞こえるのでしょう。
これも芸なのでしょうけど、凄いものですね。
唯一難点を言えば、声を張った時ちょっと格好つけすぎかな。声優さんはもともと声ハンサムさんだから凄く格好良い声が出るんですけど、ポールって悪声だから、声だけだとあんなに格好よくはないんじゃないかと(苦笑)。


2006年08月20日(日)