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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
航海長とネイグルとドゥードゥルの新旧ドラマ

M&Cの映画でファスター・ドュードゥル(サプライズ号の金髪の水兵、最初の頃よく皆がボンデンと間違えていた)を演じていたウィリアム・マナリング,
彼がゲスト出演した「修道士カドフェル」がミステリーチャンネルで放送されるとの情報をいただきました。

マナリングが出演するのは第5話「氷の中の処女」
1月30日(月)18:00が最初の放送になります。

Lさん>ありがとうございました。
upが遅くなってしまって申し訳ありません。


ドラマと言えばサプライズ号の航海長アレンを演じていたロバート・パーも、英国BBCの歴史ドラマに出演するそうです。
このニュース記事はこちら↓
Soap veteran Robert Pugh is set to star in a new drama about Elizabeth I.
http://uk.news.yahoo.com/08012006/344/soap-veteran-elizabeth-tv-drama.html

BBC1では1月末から「The Virgin Queen」というシリーズものの歴史ドラマの放映を開始する。
Anne Marie Duff主演で、エリザベス一世の生涯を描くもの。
このドラマにはベテラン俳優ロバート・パーも出演する。
パーが演じるのは、ヘンリー八世に登用され、メアリー一世の時代に大法官となったガーディナー(Lord Chancellor Gardiner)。
「ガーディナーはホワイトホールの石のように冷徹な人物だが、そのような自分とは対照的なキャラクターを演じるのは面白い経験だった」とパーは語っている。

この記事で知ったのですが、ロバート・パーはウェールズ出身なのだそうですね。

この「The Virgin Queen」というドラマについて調べてみました。

近日放映のBBCドラマ
http://www.bbc.co.uk/drama/coming_up.shtml
ページの下へとスクロールで降りていってください。「The Virgin Queen」は一番最後です。
どうやら4回シリーズの歴史ドラマのようですが、このキャスト表の中に、もう一人!
M&Cの出演者を発見!
ブライアン・ディック=船匠助手のネイグルです。そう嵐で命を落としたウォーリーの親友で、ホラムに突っかかって鞭打ち刑になったあの人。

ブライアン・ディックが演じるのは、サー・トマス・ワイアット(Sir Thomas Wyatt)、エリザベスの即位を求めて反乱を起こし処刑された人物。
メアリ一世の重臣であるパー(航海長)とは、今回は敵となるわけですね。

その他このドラマの主要キャストは下記をご参照ください。
The Virgin Queen
http://www.imdb.com/title/tt0481459/

BBCでは力を入れている番組らしいですし、いずれDVDが出る可能性は高いかもしれません。

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ところでゴールデン・グローブ賞が決まりましたね。

受賞者・ノミネート作品一覧(英語)・星印が受賞作品
http://www.hfpa.org/nominations/index.html

ラッセルも、マックス・パーキス君が係わったドラマ「ROME」も受賞を逃してしまいました。
ポール・ジアマッティが助演賞を逃してしまったのは残念。
あーでもミュージカル・コメディ部門の主演男優賞をホアキン・フェニックスが獲りましたね。おめでとう!と。
いや別にファンではない。ちょっと濃すぎるので間違ってもファンとは言わないけど、私の見る映画によくご縁があるんですよこの方。
このHPに来られる方にいちばん有名なのは、やっぱりラッセル主演「グラディエーター」の皇帝役だと思いますが。
演じる役の振り幅が広くて、上手い役者さんだなぁとずっと思ってたんですよね。評価されてなんとなく私も嬉しいわ。
賞を獲った映画「ウォーク・ザ・ライン」はどこかの映画館で予告に当たりましたが、楽しみつつも感動できるクォリティの高い作品のようですよ。
時間さえあったら見に行きたいんですけどねぇ。

21日から公開が始まった「プライドと偏見」、今週末から公開の「マスク・オブ・ゾロ2」、「オリバーツイスト」など面白そうな歴史ドラマが次々と日本に来ますが、もはや年度末体制が始まった身には、この時期の映画は困る…ホントに困るんだ。
ハリウッドは賞レースを狙って出来のよい映画を、本国では11月〜12月のホリデーシーズンに公開し、通常1〜2ヶ月遅れの日本ではこれが公開されるのは1〜3月が通例なんですけど、ここって毎年、年度末残業の嵐なのよ〜。私は毎年、指をくわえて泣いているのよ〜。なんとかして〜。

ところで「プライドと偏見」では、舞踏会のシーンの背景にある帆走軍艦が、米国のオブライアン・フォーラムの話題になっていました。
その艦の掲げている信号旗はいったい何と言っているのか?…という質問が寄せられていたのですが、
舞踏会に戦列艦ってどういうこと? 会場が海の側で窓の外に艦が停泊していた? それとも舞踏会の部屋に戦列艦の描かれた絵がかかっていた?
後者の可能性が高いような気がしますが、映画を見に行かれた方>正解をおしらせください。

オブライアン・フォーラムではもう一つ、ジェーン・ベネットを演じたロザムンド・パイクについて、「ソフィーのイメージにぴったりではないか?」との意見が上がっていました。
これも見てきてくださいね。
あ、それから「ゾロ2」に行かれる方>、私のダイアナのイメージはあのゾロのエレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)なのです。いかがでしょう?
ご意見おきかせくださいまし。


2006年01月18日(水)