Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
ラッセル インタビュービデオ&辛口映画評
全米公開を今週末に控え、映画評なども続々ネットに上がってきているようですが、 まずは、Quick Timeを備えたネット環境の良い方にはこちら。 ラッセル・クロウのインタビュー映像。新規写真つきです。 例によって私は動画を見ることができませんので、内容までは確認できておりません。
またラッセルが出演したGood Morning Americaというトーク番組の内容はこちら。 映画の内容にはほとんど触れられていません。
以下は映画評です。すべて、ねたバレしています。どこで何が起こるか、それが具体的にどのような内容か、その結果どうなるかまで全てわかってしまいます。お気をつけください。 Movie Vault A review from Avril
そしてこれがいちばん辛口の批評 Blunt Reviews これはかなり手厳しいです。Blunt(ぶっきらぼうな)レビューというページですから、毒舌はもとからなのでしょうけれども。 この映画評は完全にねたバレしていますので、ここで訳することはできませんが、要点だけをかいつまんで言うと、「この映画は戦闘シーンに重点を置きすぎて、人間関係が描き混まれていないのではないか?」という指摘がなされています。
これはあくまでの私の個人的感想に想像をまじえてなのですが、この評を読んだ時に受けた印象は「なんだか同じようなことが『LOTR二つの塔』の時に言われていたような」でした。あれもヘルム峡谷の戦闘シーンが長くて、一部から問題点を指摘されていましたっけ。 けれども、昨日の監督への質問で明らかになったように、この映画のねらいが「Uボート」にあるのなら、冒頭から最後まで貫く緊張感は不可欠のものとなるのでしょう。
米国の女性のオブライアン・ファンはこの映画をどう見るのでしょう? そして果たして一般受けするのでしょうか? なんだか心配になってきました。
2003年11月11日(火)
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